Bunkamuraのロシア・アバンギャルド展に行ってきた
渋谷Bunkamuraで行われている「青春のロシア・アバンギャルド シャガールからマレーヴィチまで」を見に行ってきた。今回はタイトルにもあるように絵画が中心というか絵画しか無かったので、他のジャンル(建築や舞台美術、ポスター)などを期待するとちょっとがっかりするかもしれない。まあ、ロシア・アバンギャルドは多くのジャンルにまたがる幅広い運動だったので全てを取り上げるわけにも行かないし、これは仕方がないだろう。
絵画と言うジャンルに限って言えば、その前後の作品も含めて結構見応えのある展示だった。ただ、その解釈や背景に関しては(別途有償の音声ガイドではやっていたかもしれないが)最小限の説明しか無いので、そうした事に興味がある人はあらかじめ予習していった方がいいだろう。
あとミュージアムグッズが妙に充実していて面白かった。定番の作品集はもとより、どうやらモスクワ市近代美術館から持ってきたらしいグッズから、果てはロシアと言う共通項だけで琥珀製品(ロシア名産なのだ)やグルジアワインまで売っているのである。また、本に関しても美術書以外にもロシア文化や旅行記までも置いてあり、おかげで美術館に寄ったはずなのに何故か美術とは直接関係ないお土産を買い込む事になってしまった。
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