最近のニュースを聞いて思うこと
最近のニュースを聞くと「この国はもう駄目だ」と言う気がしてならない。
例えば「半年先まで分娩予約でいっぱい 妊娠判明即病院探しに奔走」と言う記事では産婦人科医が足りず、半年先まで分娩の予約が取れない事態が全国的に広がっていると言う。だが奈良県の大淀町立大淀病院の医療事故で医療訴訟すらおこされていない時点で医療ミスであったと断罪したあげく、さんざん病院や産婦人科を批判し結果的に医療崩壊を引き起こした片棒を担いだのは他ならぬマスコミだった。また、小児科や産婦人科が減っていたのはもう何年も前から指摘されていたにもかかわらず「医者は足りている」と言い続けて放置したのは政府ではなかったのか。
それがいよいよ問題が大きくなって収集がつかなくなってから、まるで今分かったかのように大騒ぎして見せるのだから呆れてしまう。そのあげく少子化を解決するために「移民1000万人を受け入れる」ことを自民党有志は提言しているのである。こうした安い労働力確保のみを狙った財界、自民党にはまさに「売国奴」の称号が相応しいと思うのだが、こうした連中が今政治を行っているのだ。
また他にも萎えるニュースとしては「気象衛星が消滅の危機、「ひまわり」後継機に予算集まらず」と言うのもある。要は天気予報などを支えている気象衛星「ひまわり」が予算が足りずにこのままだと無くなってしまうというものだ。ちなみに気象衛星の重要性は絶大で、これが無いとアメリカのカトリーナの被害ではないが、各地で大雨などの災害が倍増することになるだろう。
だが予算が付かないのだ。必要な予算は400億と言うと多そうに聞こえるが、道路にすると都市部の幹線道路400m分に過ぎないと言う話もある。なにせ道路予算は7兆7千億以上もあるのである。まあ端的に言えば議員の票や利権に結びつかないからなのだが、さらにうがった見方もある。台風で被害が出たら復旧土木予算が申請できるので、道路や箱物利権者にとってはかえって都合が良いからと言う見方である。まさに古い電化製品や自転車がさっさと壊れてくれたら
新しいのを親に買ってもらえるのにと考えるクソガキレベルの発想だ。
どうやら政治を中心にこの国は一度、更地になるくらいに破壊されないと再生はおぼつかないのかも知れない。
資料:気象衛星の危機的状況
ノンフィクションライター松浦晋也氏による解説。


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