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July 01, 2008

報道されないネットとメディアの戦争

 マスコミが危機感を抱いているのか、殆ど報道されず、また報道されても「ネットで誹謗中傷が行われている」と言った切り口でしか報道されないが、毎日新聞の英語系ニュースサイトの低俗記事事件が新しい局面を迎えている。まずはどんなものかWikipediaにある内容を引いておく。なお、本来はリンクを張るだけでいいのだが、何故か削除手続きの申請が出されているので保全も兼ねて全文を張っておく。

2008年6月に2ちゃんねるなどのインターネット上の複数のサイトにおいて、毎日新聞の英語版ニュースサイトの「WaiWai」コラムで編集長代理のライアン・コネルが約9年間にわたって執筆していた記事があまりにも低俗で卑猥であるとして問題となった。
コネルはタブロイド誌(週刊大衆や週刊実話や実話ナックルズなどの実話誌)に掲載されていた事実無根の低俗で卑猥な記事を翻訳、改変し、あたかも事実であるかのように「WaiWai」に記事を掲載していたため、インターネットユーザーを中心に「日本人すべてが性的倒錯であるかのような誤解を生み、日本人の名誉を傷つけている」という非難が毎日新聞やスポンサーに殺到した(「日本人の母親は中学生の息子のためにフェラチオをする」「福岡の米祭りは、顔にベトベトの白い液体を塗るため、AV業界が「顔射」と呼ぶものによく似ている」「南京大虐殺の後継者の日本政府は、小児性愛者向けの漫画を使ってオタクを自衛隊にひきつけようとしている」などといった記事)。
また、このサイトのメタタグに「hentai」「japanese girls」「geisha」などのキーワードを挿入し、アクセスを稼いでいたことも判明した。 これを受け、毎日新聞は当該記事の削除は行ったものの、それ以上の責任を負うつもりはないと発表したため、非難は収まらず、21日に「WaiWai」コラムを廃止し「低俗で卑猥な記事の掲載は不適切であった」という旨の謝罪文をインターネット上に掲載するに至った。また、25日付朝刊の社会面に読者に対する謝罪文が掲載された。しかし、これらの謝罪文では、記事を掲載したことが不適切であったことは認めたものの、具体的に何に対しての謝罪なのかが曖昧な文面であり、掲載記事の内容が事実か否かには言及しておらず、このような記事を掲載し続けた経緯や意図、関係者の具体的な処分についても発表されていない。さらに同日には、一部の「WaiWai」コラムが単なるタブロイド誌の引用記事ですらなく、執筆者の独断と偏見に基づいた「創作記事」であったことが発覚した。
毎日新聞は、謝罪文で「責任者を処罰する」としたが、25日付で今回の問題の責任部署であるデジタルメディア担当の朝比奈豊が代表取締役社長に、同局長長谷川篤が取締役にそれぞれ昇進することが株主総会により承認・可決された。

 で例のごとく身内に甘いマスコミは毎日新聞社員へのネットでの誹謗中傷問題にすり替えるべく、毎日新聞側の発表のみを引く形で『毎日新聞社は30日、産経新聞の取材に対して、誹謗中傷に当たる書き込みについては特定を避けながら「2ちゃんねるなどをみていただければ分かる」と掲示板サイト「2ちゃんねる」への書き込みであることを示唆した。』などと書いている。しかし、事態はもっと深刻だ。今回の報道で外国の企業から取引を見直された例や、さらにはエクアドルで「日本人はジャングルに放たれた子供たちをライフルでハンティングする。」(←これ本当にこういう記事を配信しているからあきれてしまう)と言う記事のおかげで現地邦人が危険に晒される事態さえ起きている。もはやここまでくると犯罪だ。
 そんなわけで現在、毎日新聞に対する解約の呼びかけやスポンサーに対して広告の引き上げを訴える呼びかけがネットを中心に広がっているのだが、対する毎日新聞はこうした書き込みに「法的処置」で対応するとの声明を出す事態になっているのだ。
 だが毎日新聞のこうした態度はどう考えても火に油を注ぐだけだろう。何でも毎日新聞の経営は苦しく業界内では「毎日新聞が潰れるかどうかではなく、いつ潰れるかだ」と噂される状態であるらしい。どうやら今回の事件で毎日新聞は自ら自滅の道を選んでしまったようである。

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