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August 21, 2008

明日までに○○せよ出来なければ銃殺

 1945年の終戦直後、満州鉄道はソ連軍によって支配された。当時、ソ連では鉄道員の地位は高くそのおかげで満州鉄道の職員も比較的丁重に扱われたが、それでも多くの横暴や理不尽な要求は尽きなかった。特に恐ろしかったのは期限を切った罰則付きの命令である。例えば「明日までに戦車を運搬するので無蓋貨車を用意せよ。出来なければ銃殺。」と言った命令が出されるのである。
 ここまで読めば現代とはかけ離れた、横暴がまかり通っていた過去の話に聞こえるだろう。しかし、現代でもなおこれに似た状況の職場は存在する。その一例が先日判決が出た医療現場である。先日の福島県立大野病院事件では帝王切開手術を受けた女性が死亡した事で、担当医が逮捕され罰金と禁固刑が求刑されていた。しかし医療界では「全力を尽くしても不幸にして患者が亡くなった事件であり、これで逮捕されるようでは医療行為は続けられない」と言う意見が大半だ。今回は無罪判決が出たとはいえこれに似た事例は他にもあり、また他の業種でも存在する。
 一方、どんな不祥事を起こしても不思議と責任を問われない業種も存在する。例えば警察は冤罪を起こしても医療ミスに匹敵する被害を与えるにもかかわらず処罰された事例はほとんどない。しかもWikipediaを見れば判るように冤罪と言われている事件は驚くほどたくさんあるのである。また同様にマスコミの報道被害も責任が問われない事例である。今も進行中の毎日新聞WaiWai事件では担当者は昇格し、一応謝罪文は出したものの「紹介の仕方が不適切だったが外部から批判があったので閉鎖した」と言うもので、見た人にはいったい何が起こっているのか分からない内容になっている。また冒頭にあげた大野病院事件ではまだ遺族も警察も動く前から医師の過失と決めつけた記事を載せ事実上事件を引き起こしたのもまた毎日新聞であった。他にも政治家、官僚と責任を問われない業種には事欠かない。
 こうした業種の人々にこそ「明日までに○○せよ出来なければ銃殺」と言うプレッシャーを突きつけるべきではないだろうか。

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