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September 29, 2008

神舟7号、中国初の宇宙遊泳成功

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 ここ数週間あまりにニュースが多すぎて逆にBlogに取り上げる暇がない。しかも大抵のニュースが悪いニュースやしょうもない事ばかりだからなおさらだ。(例えば中山国土交通相はいったい何がしたかったのだろう。そもそも学力テストの成績と地域ごとの日教組の「強さ」には関連性がないのがデーターとして出ているし、成田空港の三里塚闘争の実情を理解しているとも言い難い:注1)

 まあそんな訳であまりニュースについて書くつもりはなかったのだが、中国の宇宙遊泳成功があまりに話題になってなかったので、あえてこれについて書いてみたい。
 今回、話題にならなかったのは中国の有人宇宙飛行自体がすでに3回目だった事と、肝心の宇宙遊泳(船外活動)自体が過去、米ソが十分行っていたこともあり新鮮みが感じられなかった為だと言われている。しかし、実は今回の船外活動の成功はきわめて重要な意味を持っている。それは独力での有人宇宙飛行と同様に船外活動を行うための宇宙服の作成技術などを持つ国はこれまで米ロしか無かったからだ。ISS(国際宇宙ステーション)での船外活動自体は米ロに限らず多くの国の宇宙飛行士によって行われているが(日本も含む)、彼らは米ロどちらかの宇宙服を使用して、同じく米ロのバックアップシステム(トレーニングも含む)を使って行われたに過ぎない。そして一見簡単そうに見える船外活動が出来る宇宙服の制作技術こそがきわめてハードルの高いものなのだ。なぜなら単なる気密服というよりはそれ自体が独立した宇宙船とも言えるシステムだからだ。そのためもあって船外活動用の宇宙服は今でも非常に高価なものになっている。正確な価格は米ロともに公表してはないもののアメリカのもので一着あたり10億円とも言われているのだ。(当然、これらを開発できない国はこれらを買うかレンタルせざる得ない訳だが、その場合さらに価格が上乗せされ、例えば2004年現在、日本には1着だけが存在し、その価格は12億円と言われている。)
 つまり今回の中国の成功は、こうした分野で米ロ以外に初めて中国が加わった事を意味しているのだ。

注1:参考:中山国交大臣の発言について - アケガタ

参考Link:宇宙服 - Wikipedia

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