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September 09, 2008

実は猛毒だった三笠フーズの汚染米

 大阪の米販売会社三笠フーズが汚染された工業米を食用に転用していた事件では有機リン系の農薬成分メタミドホスが問題視されているが実はそれよりも重大な問題が潜んでいる。それがカビ毒のアフラトキシンB1だ。Wikipediaによればこの毒は地上最強の天然発癌物質であり、その毒性はダイオキシンの10倍以上といわれ、0.0015ppm = 10億グラム中に1.5グラムの濃度で100%の確率で癌を引き起こすというものだ。恐るべき事にこれに汚染された米は10年以上に渡って食用に転売されていたのである。
 奇しくも国立がんセンターのデーターでは西日本を中心に10年ほど前から肝臓癌が増えているように見えるデーターが発表されている。それが下の表である。

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 しかも三笠フーズではこうした汚染米を米粉だけでなく一般の正規米にも混ぜて販売し、しかも2次3次取次先を経過して市場に出てしまったのでどこまで汚染が広がっているのか誰にも判らないと言うありさまなのだ。
 不思議な事にこうした本当に恐ろしいニュースはなかなかメディアに出てこない。アフラトキシンB1の名前は出てもその毒性については触れないし、判っている分の米の卸先ですら公表に同意の得られた企業の分しか発表されない状況なのだ。そして恐らく被害が明らかになった暁にも、単なる偽装扱いとして関係者は処分され、これを見逃した農林水産省はおとがめなしで終わるのだろう。

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Comments

マスコミではこの米の毒性についての報道が、農薬汚染以外のこのカビの毒性について十分なされていないようですね。
というより、避けていると言ったほうがよいように思います。
ネット以外のニュースは報道の怠慢、忌避というより規制に近いものを感じます。
この記事は大変参考になりました。

Posted by: kingfisher | September 13, 2008 at 07:33 AM

コメントありがとうございます。TVや新聞を見るたびになぜアフラトキシンの名前は出ないのだろうと気になってました。マスメディアに比べれば比較にならないほど見る人は少ないですが、それでも参考になったと言うコメントをいただけると嬉しいです。

Posted by: doku | September 13, 2008 at 03:01 PM

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