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October 26, 2008

太陽電池への憧れ

 昔から半ば妄想的に欲しくてまだ手に入れていないものの一つに太陽電池がある。こう書くとちょっと判りづらいかも知れないので補足すると、欲しいのは単体としての太陽電池ではないのだ。欲しいのは子供の頃「科学による輝ける未来」が大まじめに語られていた頃に描かれた自家用ソーラー発電システムが欲しいのだ。
 そう私たちの世代までは、子供の頃は大まじめで「全ては科学が解決する」と言う夢が語られてた。その頃語られた多くのシステムは原子力・宇宙開発などどれもその後問題を引き起こしたり予算削減のあおりを食らって後退していったが、その中で残っている太陽電池とロボットならいつかは僕らにも手に入れられるのでは無いかと思っているのだ。そう、子供の頃憧れた未来の技術そのままに。
 だが、そのロボットと太陽電池も少しずつ進化してはいるものの、未だに当時の夢には追いつかない。ロボットはようやく自立した二足歩行をするものの、人工知能は人との会話はおろか、口頭での命令を理解して動くのも難しく、太陽電池は安くなりつつあるものの、バッテリーまで含めるとまだまだ高価なしろものだ。
 それでもその時を待っているのだ。私たちが個人で宇宙旅行に行け、家庭では人型ロボットが家事を手伝い、街は太陽をエネルギーとしたクリーンなシステムで動いている日が来ることを。いつかは…。

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