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January 16, 2009

今の不景気が半年も続けば失業者に対して自己責任を語るものはいなくなるだろう

 以前、ネットで興味深い話を聞いた。ある会社で人員整理を避けるため社員全員に対し賃金カットを呼びかけた時の話である。予想通り多くの社員は「一部の怠け者の為に何で俺たちの給料をカットするんだ」と反対したのだが、反対者を一人一人呼んで「あなたもリストラ対象です」と言ったとたんに(賃金カットに)賛同したという。
 たしかに失業者の中には単なる怠け者も混ざっているだろうし、騒ぎに乗じて分け前だけを求めている者も混ざっているのかも知れない。だがあと半年もして正社員のリストラも大規模に始まり、さらに有効求人倍率が2002年の0.41以下に下がってしまえばそんな事には構ってられない。何せその状態では一度失業すると5人に3人はずっと失業者から抜け出せない状態になるからだ。また失業者が増えるだけでなくそれによって治安が悪化したり購買力が減少し商品が全く売れなくなったら(これは車などでは既に起きてるが)、失業問題を放置した方もとばっちりを食らうのだ。
 どうせ対応しなくてはいけないのなら早いうちにやる方が得策だ。こじらしてからでは大変なのは病気に限った事ではない。だが市井の議論を聞く限り、失業対策もセーフティネット作りもまだまだ犠牲が足りないらしい。だとしたら我々はあと半年は景気が悪化する中、給料が減りリストラが進み、いろんな会社が倒産するのを見続ける必要があるのだろう。

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