トイレを壊してファッション店を作るルミネ
mixiの「BERG(ベルク)大好き!」コミュニティで知ったのだが、新宿ルミネは今度は通りに面したB2階のトイレを壊しそこにファッション店を入れるらしい。別に自分の建物内に何を入れようが勝手だが、不可解なのはその理由だ。そもそもそこは通りに近い人通りの多い場所な上、周りにトイレが少なくて多くの人が利用している場所なのだ。だがルミネによるとこのトイレを廃止する最大の理由は混んでいて通行人が入ってくるからだと言うのである。
だがトイレの利用者に客と通行人の区別があるのだろうか。しかも駅ビルである以上、通行人と客の動線は限りなく曖昧だ(特にルミネのB1はJR新宿駅東口改札と直接繋がっていて、改札から出るとそこはルミネの中になっている)。勘ぐって言えばルミネの目的はここを潰すことで、ここを利用するルミネの意に沿わないテナントを追い出しやすくするためと、B1にある有料トイレの利用を増やさせる事にあるように思えて仕方がない。
ここ数年、ルミネはファッションビル化を進めると言う名目で、ファッション以外のテナントを次々と追い出しを進めている。またお客様第一主義と言いながらファッション店以外を利用する客は「いろんな人が入ってきて困る」と言うことで客とは見なしてないらしい。
何度も取り上げているように、ここのB1に入っているカフェBERGに関しては今も立ち退きを迫っている事を考えると、以前書いた「ルミネによるベルク立ち退きの件とは全く関係ないが、テナント追い出し方法について書いてみる」にあったような手段が実際に取られそうで心配だ。そんな訳でこの件は注意深く見守っていく必要があるだろう。
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