サーロあるいはサーラ(сало)の作り方
たまたまアクセスログを見たら、ロシア料理のサーロ(脂身の塩漬け)の作り方を求めて来ている人がいたので書いてみる。
ちなみに(日本語で)ググっても作り方は出てこないが、サーラでググればちゃんと出る(なおロシア語ではアクセントのないоは「ア」と発音されるので、正確にはサーラの方が正しい)。またmixi内ではのロシア料理コミュニティに詳しい作り方が載っている。(注)
・材料
豚脂身の固まり…1kg(これが日本では入手困難かも、ただしこれの善し悪しが味の決め手になるので出来るだけいいものを入手したいところだ)。
水…1L
塩…200g(これも味の決め手になるのでなるべく良いものを)
砂糖…大さじ2杯
タマネギの皮…2つかみ(茶色い薄皮部分、これで色を付ける)
ローリエ…2枚
ニンニク・黒胡椒…適量
これらのうち塩・砂糖・タマネギの皮・ローリエを沸騰したお湯にいれて煮立て、これに豚の脂身を入れる。脂身はあらかじめ水洗いし血管や筋などが残っていれば取り除いておいた方がいいだろう。
20分茹でたらそのまま8時間ほど冷やし、その後水気を切ってスライスしたニンニクと胡椒をまぶし、布巾かアルミホイル(またはサランラップ)で覆って一晩ほど冷蔵庫に置けば完成だ。
ちなみにウクライナ風にしたいときは塩を減らして、胡椒のかわりに唐辛子を使うとよい。
塩漬けなので数ヶ月以上は保存が利き、酒のつまみに最適だ。食べ方は薄くスライスして黒パンに載せ、たっぷりとカラシを付けて食べるのが本場ロシア風の食べ方だ。
最後に白状すると実は色々ロシア料理を作っているのに、このサーラはまだ作っていない。いつか質のいい脂身を手に入れて挑戦してみたいと思っている。
注:今回参考にさせてもらいました。
2014/1/19追記:実際に作ってみた記事。:サーロあるいはサーラ(САЛО)を作ってみた
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