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April 22, 2009

ルンバの修理と代理店の話

 アクセスログを見ると時々、ロボット掃除機ルンバ(Roomba)の修理方法を求めて見に来ている人がいるようだ。
実はルンバの修理は実はバージョンによって大きく異なる。端的に言ってしまえば、最新型になればなるほど故障が少なく、修理も簡単に済むようになっている
 実のところルンバを作っているiRobot社はいかにもアメリカの会社らしく、よく言えばおおらかでチャレンジャー、悪く言えばアバウトなところなので、ルンバも初代はほとんど試作品とも言える状態で販売しながら延々と改良を繰り返してきたと言う代物なのだ。恐らく品質にうるさい日本で同じ事をやったなら、改良に取りかかる前にクレームの荒らしで潰れていたに違いない。事実、最初の代理店であるタカラはクレームが殺到して撤退し、二度とこのジャンルに戻ってこなかった。
2代目の代理店であるセールス・オンデマンド社はこれをマンパワーでクリアすべく、本国に比べかなり高めの価格設定にしたかわり、サービスセンターや購入後10ヶ月までの無料オーバーホール(1回のみ)を謳ったが、戦略としては正しかったと言えるだろう。
 幸いと言うべきか、最新型のRoombaでは大幅にメンテナンス性や耐久性が向上している。掃除機と言う宿命から避けられないゴミがボディ内部に入り込む問題もシールド性を高めて入り混みを極力避け、修理が困難な精密機械部分は大部分をユニット化し故障したパーツごと交換することでメンテナンス性も向上した。
 皮肉なことにそれは並行輸入品を購入するリスクを下げる事にも繋がった。そして今ではネットオークションを初めとして多くのところで並行輸入品版が売られている。

参考Link:ルンバトラブル - ムサシ工廠
恐らく本職のエンジニアと思われる方によるルンバの分解修理記。これを見ると初期型ルンバがほとんど試作品レベルだというのが実感できる。

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