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September 07, 2009

チューンアップ・カスタム化妄想に対応する趣味としての自転車

 男の妄想の一つに自分専用のカスタムマシンを手に入れると言うものがある。そう、よくアニメなどで出てくる○○専用機を手に入れたいと言うやつだ。しかし現実は厳しい。工業製品はもともと量産を前提としているので○○専用などと言うものはコストパフォーマンスから言ってもあり得ないし、量産型をチューンアップすると言うのもこれだけ技術が進んだ今となっては素人がいじる余地は無い。
 そんなわけで最近はアニメや漫画でさえも○○専用機とは言うものの、実態は次世代機の選考で破れた競作機だったり、ある機体を作るためのテスト機だったりするのである。
 さて現実に話を戻すとそれでもそうしたものを追い求める性を埋めるべく、様々なジャンルでチューンアップやカスタム化と言うジャンルが存在する。PCのオーバークロック化しかり、ハイエンドオーディオしかり、そしてもちろん車やバイクなどは王道だ。しかしPCやオーディオはなかなか人には見せづらいし、車はお金がかかりすぎる。そうした意味では自転車は意外に悪くない。いや確かに軽量化の道にはまると、ホイール一セット100万円などと言うとんでもない世界になるのだが、車やバイクに比べればまだ安い。しかも自転車の良いところは己のスペックを超えたパーツを手に入れても痛むのは財布だけで少なくともマシンのパワーがオーバースペックになって事故を起こす事態は避けられる。

 そういえば最近、車やバイクやファッションなどいわゆるスペック競争やカスタム化に繋がりそうなジャンルに以前ほど興味がわかなくなったのだが、やはり自転車が代償行為になっているせいなのだろうか。

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