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August 22, 2010

その後の外国語学習者数の変化の話

 以前「外国語学習者はどう変化しているのか」と言う話を書いた。その時は2004年までのデーターしか見つからなかったが、それからどう変化しているかちょっと気になったので再び調べてみることにした。
資料は日経新聞4月25日 NIKKEI PLUS 1 の s7面及び、経済産業省の外国語教室における各国語クラスの設置状況を元にした。
まずは日経新聞のNHK語学テキストの発行部数から見てみよう。

      2001 年 2008 年
韓国語    8万  22万
中国語   15万  15万
フランス語 14万   9万
イタリア語 11万   9万
ドイツ語   14万   7万
スペイン語 11万   7万
ロシア語   6万   3万
これを見ると未だに韓流ブームの影響が絶大なのが見て取れる。それに対して英語以外のヨーロッパ圏の言語は軒並み全て減少しているのも興味深い。前回調べたときにはそれでもイタリア語・スペイン語は増加していたのだが、今回はこれらも皆減少している。

 続けて今度は経済産業省の資料を見てみよう。
Entry_07
 こちらの資料は量ではなく全語学教室に各国語がしめる割合なので注意して欲しいが、こちらでも明らかに中国語と韓国語の台頭とヨーロッパ圏の言語の減少が見て取れる。
 ところでこれらの数字をどう読み取るべきなのだろう。前回書いたようにある程度はその言語に対する需要があると見るべきなのだろう。仕事で韓国語の需要が中国語を上回るイメージはあまりもたれないかも知れないが、先ほどのリンク先にもあるように日本に来る外国人の割合は2006年で212万人と韓国がもっとも多い割合を占めているように、韓国語の学習者数の格外は単に韓流ブームの影響だけでは無いのである。
 そして求人の方も正確に調べた訳ではないが割とこれらの数字に沿っている。楽天が社内で英語使用に踏み切ったように圧倒的な英語の需要を別にすれば、今でも中国語が使える求人は数多い。

 それにしてもロシア語学習者として悲しいのはロシア語の著しい凋落ぶりだろう。日本の隣にありBRICsに含まれながら、相変わらずロシアは近くて遠い国なのかも知れない。

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