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October 10, 2010

安い日本酒を考察する

Suisen
最近のお気に入り「酔仙」

 最近、不景気のせいか以前より安い日本酒が目につくようになってきた。ただ安いと言っても昔と違うのは、調理酒用を想定しているかのようなものではなく純粋に飲むことを想定しているものが増えてることだ。
 とはいえ考えてみればおかしな事ではない。ビール業界では大分前から少しでも安い発泡酒が大手を振っていて、とうとうイオンからは88円と言うジュースより安い製品すら出てるのだ。
 ただ不思議なのは発泡酒の場合、ビールよりも酒税の安い発泡酒と言うカテゴリーにすることで価格を下げると言う方法が使えたのに対し、日本酒の場合それが使えないのにどうやって価格を下げているのかと言うことだ。特に純米酒の場合、成分・作り方などは厳密に決まっていていわゆる「まぜもの」を工夫する余地はない。まあ一部のブランドではアルコール控えめにしたすっきりとした味と謳って、文字通り水増ししているものもあるにはあるが、日本酒の場合はアルコールも味の一因なのでそれほど薄めることも出来ないし、だいいち一目でばれてしまう。もう一つ考えられる方法は日本酒の場合、お米の周辺部分を削って雑味の少ない中心部分を使うのだが、この割合(精米率)を低くしてなるべく無駄になるお米を減らすと言う手が考えられる。
 そう思って見てみると確かに安いものは精米率が高いものが多い。しかしそれでも限度はあるはずだ。後は日本酒向きと言われる高価な米では無く普通の食用の米を使うという手も考えられるが、実は普通の米と日本酒用の米では味が全く違うので、それも出来るとは思えない(余談だがお酒用の米で炊いたご飯はとても不味いそうだ)。ではタンク買い(有名ブランドが他の蔵の酒をタンクごと買い取り、自社のブランド名を付けて売り出す)でもやっているのだろうか。確かに有名ブランドの中には明らかに蔵元の生産量以上の酒が流通している所もあるが、ブランド名で高く売れるなら話はわかるが、安くするには筋が悪い。

 そんな訳で結局本当の所は判らないのだが、それでも2chの日本酒板をリサーチしたり自分で色々試してみた感じでは意外に味は悪くない。いやそれどころか銘柄によっては美味いと断言できるものも結構あるようで、最近はもっぱら一升二千円以下のお酒ばかり買うようになってしまった。残る問題はその価格帯でどれが美味いのかと言うことだが、こればかりは好みの問題もあるので難しいのでいろいろ試して各自の1本を見つけて欲しい。

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