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January 29, 2011

教育テレビ「歴史は眠らない:英語・愛憎の二百年」が面白そうだ

 NHK教育TVの「歴史は眠らない」の2月の内容は「英語・愛憎の二百年」と言うテーマだそうだが、書店でテキストを読んでみたがかなり期待できそうな内容だ。
 江戸時代末期の外国船が次々と日本に来る時代から現代までの、日本の英語教育の流れを解説したものだが、当時からかなり高度な英語教育が一部の層とはいえ行われていたのが、まず自分にとって意外だった。テキストでは当時活躍した人達に直接スポットを当て、資料や日記などから生の英語教育の様子まで書かれていて英語好きでなくても十分面白い内容になっている。
 それにしても既に明治時代から、日本をとりまく国際情勢や世論の風潮によって英語教育のあり方がころころと変わるのは、今と全く同じで呆れてしまった。外国と接触する機会が増えるとまず必要性を感じた人々によって圧倒的な英語教育ブームが起き、次に教材の濫造と質の低下及び気楽に飛びついても直ぐに成果が上がらない人の離反が起き、その反動で英語教育不要論とナショナリズムの台頭するくだりなど、まるで今起きている流れでは無いかと思ってしまう。しかも、驚くべき事に明治時代当時から小学生に対する早期教育の必要性が叫ばれいて、実際に行われていたのだ。
 また後半の戦時中の英語教育の話も面白かった。当時英語は「敵性語」として厳しく禁止されたと言うイメージとは裏腹に、当時の日本の技術力では、工場などの主要な機械は皆外国製でマニュアルは全て英語だったのでラインでは英語は必須だったというのである。そんな訳で当然ながら必要性に追われて現場レベルでは英語教育が行われたし、エリート層に対しては向こうの情報を知るためにもむしろ今よりもしっかりしたレベルの英語教育が行われたというのである。
 まだまだ紹介したい話はいっぱいあるのだが詳しくはテキストを読んで欲しい。それにしてもTVを家から無くした後になってから、時々NHKは面白そうな番組を放送するので困ってしまう。

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