昔、走っていたコースを再び自転車で走って気付く事
ちょっと用事があって自転車で大昔に走っていたコースまで足を伸ばした。当時は一応ロードバイクに乗っていたもののまだ自転車は趣味や運動の為に乗っていた訳ではなく、単に交通費を安く出来てついでに運動できればいいと言う、いわば単なる移動手段の延長線だった頃に走っていた道だ。
改めて走ってみると、その道は自転車で走るには全然向いて無くて、道路は狭くておかげで常に渋滞しているし路肩は歩道が突然無くなったりする酷い道でよくこんなコースを走っていたものだと思う。まあ、それで自転車に本格的に乗ろうと思わなかったのかも知れない。よく考えれば今のように自転車に乗るようになったのも、引っ越しして尾根幹などの自転車で走るのに向いている道へのアクセスが楽になってからだった。
ところで改めて走ると、当時はとても遠くきつかったように思えたコースが今となっては楽で短いコースに感じられるのに驚いた。この道を走っていた最初の頃はまだ20代後半で体力に満ち足りていた筈なのに、今の方がずっと楽なのだ。
これまでGPSのログを見る度にタイムが速くならないと思っていたが、それでも昔よりははるかに早くなっている事に改めて気付かされる出来事だった。
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