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June 19, 2011

NHKラジオ講座に見る外国語の傾向

 もともと自分は知らない言葉と言うものに興味があって、NHK外国語講座はたとえ学ぶ気がなくてもいろんな国の言葉に気楽に触れられる事からたまに知らない国の講座でも聞いている。
 そんなこともあって久しぶりにNHK韓国語講座を手に取ってみたのだがその内容の変化に驚いた。と言うのも実はまだ学生だったころハングル講座をやっていたことがあるのだが、当時のテキストに比べてはるかに見栄えが良くなって分厚くなった気がしたからだ。
 改めて読んでみると今のテキストは何と120P以上もある厚さでしかもカラーページの割合も増え、内容も向こうの観光をテーマにした食事やショッピングの場を想定した内容になっていた。そして一番の違いはゲストだろう。昔は教育関係者や日本に縁のある人だったのが、やはりと言うべきか韓流スターになったことだろう。
 これもやはり韓流ブームの影響でターゲットが中高年の女性になって購読者が増えたせいなのだろうか。そういえば以前もここで書いたように既にNHK語学講座の第二外国語のシェアでは中国語と並んで韓国語は1,2位を争う人気らしい。
 そこで他の外国語はどうなっているのか他の外国語も調べてみた。
ハングルと並んで第二外国語のトップシェアを占める中国語は、対照的にすっかりビジネス向けの内容になっているのが面白い。入門向けのTV講座ですら今月号では中国の家具工場を見学すると言う内容で、それを記事にしろと日本から言われるくだりすらあるし、より実践的なNHKラジオの応用編ではそのものズバリの中国ビジネス会話がテーマで、しかも内容は現地のストライキにいかに対応すべきかと言うもので、エピソードの架空の会社でのストーリーでは何と最後は共産党のコネを使って解決すると言う落ちになっている。
 それに対してフランス語では入門編は観光を想定した内容になってはいるものの、今月の応用編では何と様々な料理のレシピを解説すると言う内容でいかにもフランスらしいものになっている。
 また興味深いのはポルトガル語で、受講者が少ないこともあり再放送が中心なのだが、内容は日本にやってきたブラジル人家族がポルトガル語が話せる日本人家族と知り合い交流を深めていくと言う、いかにも時流にあったものになっているのだ。

 それにしてもこうして様々な外国語の講座を見てみると、その国に対する学習者側の需要が見えて面白い。韓流ブームは未だ健在だし、中国はやっぱりビジネスだ。

さて我が学習対象であるロシア語はどうであろうか。毎回再放送ばかりが続いていたが今年はようやく応用編が復活した。内容は向こうの新聞記事を取り上げてそれを解説すると言うものだが、はたしてこれはどんな層をターゲットにしているのだろうか。

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