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August 07, 2011

大きな力を使う事、あるいは力を魔法に例えて

 些細な事では飲食飲酒の場や、大きなことではある目的を叶えるための最後の局面など、日常の様々な局面で限度を超えた挑戦を迫られる事がある。
 自分の体験で思うのはこうした時に無茶が効く場合でもいくつかのパターンがあると思う。一つはもともと力をセーブしていて、こうしたときにリミッターを解除するケースだ。そうよく漫画などである「◯◯をすれば限界以上のパワーが出せるが1分しか使えない」などと言うケースである。二つ目は何故か際限なく力が引き出せると言うものでジャンプの漫画でよく主人公が使用するが、何故か現実でもこれが使える人間がいるのが恐ろしい。そして三つ目は周りから力を集める事で限界を突破すると言うもので、ドラゴンボールの元気玉などがこれに当たるが、現実の場ではもちろん有能・強力な友人に恵まれている人が使えるのは言うまでもない。そして四つ目が後で代償を払う代わりに力を借りると言うのもので、これも物語やアニメ漫画などでよく見かけるが、現実でも消費者金融やヤクザなどお金や力を貸してくれる代わりに怖い代償を払わなければならないものは数多い。そして最後が「正しい」行いによって力を貸してくれるというものだ。これは漫画などでは神聖魔法などにあたるのだろうが、現実の場でも警察や司法・行政などの力を利用しようと思うと正当な手続きを踏まえる必要があるのは言うまでもないが、まさにこれに当たるのではないだろうか。
 解説が長くなったが実はこれからが本題だ。得てしてこうした限界に挑戦しなくてはいけない局面においては自分が上記のどの方法で限界以上のパワーを出すのか自覚することが重要だ。さもなければ後で代償を請求されたり、リミッター切れで後で燃え尽きることにもなりかねない。
 そしてもうひとつは同じように限界以上の力を出してくる相手がどのタイプの力を使っているかを見極めることも重要だ。一番目なら力を受け流して燃え尽きるのを待つのが得策だし、三番目なら周りの力を削ぐことを考えねばならない。

 こんな話を書いたのは私自身がたまに飲み会で二番目の力を使ってくる恐ろしい相手と対峙したり、切羽づまった仕事で限界値以上のパワーを要求される事がこれまであったからに他ならない。
 そして周りから結構無茶が効くと思われている自分だが、実は一番目の力と四番目の力しか使えない。そんな訳で最近はなるべく無理をしないと言うのが生活の指針となっている。

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