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September 21, 2011

課金と騙しのテクニック

ふと以下の2つのエントリーを見て思った事をつらつらと書く。

オンラインゲームを「オカンでも説明無しで楽しめる」ように作るためにすべきこと
※ちなみに上のオンラインゲームのノウハウの記事だが正しいタイトルは2chまとめサイトに書かれた「【神搾取】ネトゲぱねぇ、課金への仕掛けが凄すぎる!こりゃ儲かるわ!」の方が正しいと思う。

人を信じさせる手法について

 自分も2番目のG.A.W.さん同様、「世のなかたいていのことは商売」と言う思いはある。それにしても世の中には2番目に書かれているシステムが増えすぎてる気がする。どうしても課金したくなる場面を演出するために以下のような例が挙げられているのだが、これは言葉を帰ればオンラインゲームに限らず多くのものに当てはまるのではないだろうか。

まず「滅多に出ないラッキーチャンスを逃したくない演出」です。例えばドラクエで、「はぐれメタルが逃げなくなるアイテムが300円です」と言われたら多分ほとんどの方が払いますよね。「三日間やってやっと出会えて、もし今逃がしたらまたレベル上げ作業になってしまう。そのアイテムが300円で買えるならめっちゃ安い」と。というわけで「このチャンスを逃したくない、今払おう」という気持ちにさせることができる。

次に、「今だけお得」という演出です。例えばドラクエをやっているとします。突然ファンファーレが鳴って「フィーバータイム!これから5分間経験値3倍です」と言われます。ドラクエだと普通にプレイできますが、ソーシャルゲームは体力が0になるとゲームできないんです。よって、今この回復アイテムを買ってプレイすれば通常の3倍の効果があることになり「今だけ、この5分間だけ特別に経験値3倍ですよ、今この瞬間に決断してください、5分経ったら終わりです」とお客さんにせまることができます。

最後に、「今課金しないとまた面倒なことになる」という演出。「怪盗ロワイヤル」はお宝を集めるゲームで、宝箱を7個集めるとコンプという状態になって集めたお宝を奪われなります。でもお宝が6個になってすぐに奪われて3歩戻るような、そういう一進一退を繰り返すと、もう面倒くさくなります。「6個あって体力0になったけど、どうせ放っといたらまた取られちゃう。だったら100円使ってもう一回バトルしてコンプしちゃおう」と、いうものです。これは「ストレスの緩和」というオンラインゲームの基本を突いています。「今これ買わないともっと面倒になりますよ、今ストレス感じてますよね、100円払ったらストレス緩和してあげますよ」というものです。

この他にも2番目の記事には印象的なフレーズが多数ある。「無料ユーザーであっても成功することもあるんだと希望を持たせてゲームから逃がさない」「有料アイテムは「確率UPアイテム」「体力回復アイテム」「時短アイテム」のような使ったら無くなるものにする」「課金アイテムは外から見えないようにして、強いユーザーが努力に寄るものか課金アイテムのせいか分からなくする」などだが、これはそのまま「◯◯(ここは好きな言葉を入れて欲しい)でも成功するチャンスはある」に、2番目は「化粧品やサプリ・コンタクトなど消費するものの固定客にせよ」に直ぐに置き換えられそうだ。そしておそらくコネやお金を使って世渡りしている人たちも3番目の「外から結果が努力なのかお金のせいか分からなくせよ」と言っているのだろう。

 「世のなかたいていのことは商売」と言う思いがあるにも関わらず、そうした行動原理を取れない性分の身としては、もう少しこれ以外のルールが広まることを望んでいる。

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