ロシア宇宙ツアー旅行記5
3日目はモスクワから180km離れたガガーリン生誕の地、クルシノ村へ向かう。
ここまで来るともう完全な田舎だ。
この日お世話になるボストークホテル。田舎のプチホテルだが予想に反してインターネットのWiFiも完備した雰囲気の良いホテルだった。
部屋も綺麗。シャワーのみだが各部屋ごとに少しづつインテリアが違っていてセンスも良い。
ホテルの昼食のボルシチ。ビーツを使った本格派で美味しかった。
同じく昼食のカツレツ。このホテルの食事は何もかも美味しかった。地元の作物を使ってるのだろうか。
ガガーリンの生家。彼の生まれた時代(丁度第二次大戦中)を考えると当然なのかも知れないが、とても質素でびっくりした。
周りはこんな感じ。
納屋。ここで家畜を飼っていた。
居間。
キッチンとペチカ。
寝室。とても小さなベットにびっくり。
庭にある地下壕。戦時中は爆撃を避けるためと、生家がドイツ軍に接収されたため家族はここで生活した。
地下壕の中。よくこんな所で生活したものだと思う。
庭にある井戸。今でも宇宙飛行士がガガーリンにあやかって、この聖なる泉を飲みに立ち寄るという。
それにしてもガガーリンの生家はモスクワからかなり離れているのだが、古き良きロシアのノリが残ってて良かった。人々が一見無愛想ながら実は親切で人懐っこい所や、地平線まで何も遮る物の無い広大な大地。素朴な食材を使った美味しい料理。ロシアの田舎もお勧めです。
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