ロシア宇宙ツアー旅行記13
7日目(10/20)
とうとう最終日。定宿となったコスモスホテルでバイキングの朝食を取りチェックアウトをする。メニューはロシア料理が中心だがサラダや乳製品が多いので日本人の口には結構合うと思う。日頃の暴飲暴食で弱った胃腸をいたわるべくサラダを中心にとる。
最終日は当初はエネルギア社の博物館に寄る予定だったが、医学問題研究所同様に許可が下りなかったので替わりにコロリョフ市のツープの航行管制センターに向かう。
ここは昔カリーニングラード(Калинингра́д)と呼ばれていた街で、大砲工場や戦車工場などがある工業都市だった。そのせいか市内の公園には戦車が展示されていた。
現在、コロリョフ市はロシアの宇宙の首都とも言われエネルギア社を初めとした多くの宇宙企業やロシア宇宙局(Роскосмос)、4つの宇宙博物館などがある。
ツープ飛行管制センター
現役の施設だけあって警備は厳しく建物内は撮影禁止だった。よく見ると建物の上にも監視カメラがあるのが判る。ツープのセキュリティはこれ迄訪れた中では最も厳しく、カメラ・カバン・コート類は一切持ち込み禁止で、パスポートを提示して空港並みのセキュリティチェックを受ける必要があった。
入り口は小さいが裏に回るとかなり大きな建物なのが判る。ここにはISS(国際宇宙ステーション)向けの2つの大きな管制ホール(一つは予備)と20の衛星を同時に管制出来る小センターが入っている。そんな訳でツープの写真はこれだけ。
おまけ、昼食の後よったショッピングセンターの外で買い物中の両親を待つ女の子。本を読みつつ下の子をあやしているのが微笑ましかった。
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