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December 31, 2011

年末に一言

 多分、多くの人が書いていると思うが今年は3月11日の東日本大震災を初めとした数多くの災害や出来事の続く、激動の年だったと思う。そして個人的には身の回りに訃報の多い年でもあった。
 そんな訳で今年からは「いつかやろうと思っている事はやれるうちにやる」と言う目標を掲げることにして、念願のロシア宇宙関係施設を見に行ったりいくつかの事をやることが出来た。これは趣味の範疇を超えていろんな事に繋がったみたいで、これからも色々とやって見る原動力になったと思う。
 ただ正直なところ先が見えないのは変わらない。まあフリーランスをやっている以上、これは避けられないものでもある。
 さて来年はどうなるであろうか、せめて悔いの無いようにしたいものである。

では皆さん、良いお年を。

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ロシア宇宙ツアー旅行記14

7日目(10/21)
Airport
すっかり綺麗になったシェレメチェボ国際空港。空港内は無料WiFiもありかなり快適。

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帰りもAeroflotだが、機体はエアバスA330-200でサービス・設備とも西側飛行機会社と遜色ない。
とは言えさすがに旅行疲れで帰りの機内ではほとんど寝ていた。

Souvenir1
買ってきたお土産の一部。左端は珍しいロシアの宇宙食。

Souvenir2
お土産その2。宇宙関係の雑誌が豊富に出版されているあたり、宇宙大国だけのことはある。

Books
買ってきた書籍など。

Drinks
ロシアにいったからにはもちろんウオッカやクヴァスは外せない。

旅行記はこれで完結。この他にTogetterでのまとめも宜しければ御覧ください。


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電力に関して思ったこと

 大晦日なので思ったことをたらたらと書く。

 今年は福島第一原発の事故に伴い原子力発電に関する議論をあちこちで見た。自分は正直な所、原発を止めて今の社会を維持するのは不可能だと思うが、これまでのように電力を自由に使える社会を維持するために発電能力を高めていくのも無理だと思っている。
 とは言え節電は困難だ。節電どころか電力は周波数が変動すると複数のモーターを使って同期させてるようなラインはそれだけで駄目だし、電圧変動が起きれば加熱などの行程があるものがやられてしまう。瞬間的な停電なんか有った日にはラインは完全に止まってしまう。
 だがこうした安定したインフラを前提にした右肩上がりの社会がいつまで成り立つのだろう。多くのインフラは維持するだけでもコストが掛かる。つまり安定した電力の前提には安定した収入や税収が必要なのだ。
 しかしご存知のように日本の財政は極めて危ない。そして地方に限れば経済的には既に破綻している所も多いのだ。電力は税金とは別に徴収されているのでこうした影響は受けにくいとは言え、それでも社会・経済全体が縮小しつつ有る中、いずれは電力システムも縮小せざる得ないだろう。
 そうなれば上に書いた様な不安定な状態になる前に、電力システムを安全に縮小する必要がある。発電所の新設を止めて老朽化したものから新しいものに替え、状況によってはバッサリカットする必要もあるだろう。
 そして重要なのはそれに合わせて社会も、これまでのように自由に電力を使う事を前提にしたシステムを替えなければならないと思う。そのためには電力を使う側が安定した電力供給を前提にしないシステムに移行しないくてはならない。逆にそれが出来れば今の電力供給はピーク時の使用料を前提にしているのでまだまだ余裕はある筈だ。
 幸い普及しつつあるハイブリット車や電気自動車のインフラは容易にこれらに利用できる。つまりこれらのバッテリーを使って通常時は電気を貯めて、ピーク時に足りなくなった時に利用すればいいのである。またこうしたシステムが出来れば太陽電池も今よりはるかに使い勝手のいいものになる。複雑な制御の必要なスマートグリッド化した送電網を使わなくても、太陽電池で発電した電力はバッテリーに蓄積して同じように利用すればいいからだ。
 またこうしたシステムがあれば災害に対してもいまよりずっと堅教になる筈だ。後はどこかがこうしたハイブリット車や電気自動車と太陽電池や送電網を上手く組み合わせたパッケージを、安く手軽に供給すればいい。
 どこか早くやってくれないものだろうか。

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December 26, 2011

ロシア宇宙ツアー旅行記13

7日目(10/20)
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とうとう最終日。定宿となったコスモスホテルでバイキングの朝食を取りチェックアウトをする。メニューはロシア料理が中心だがサラダや乳製品が多いので日本人の口には結構合うと思う。日頃の暴飲暴食で弱った胃腸をいたわるべくサラダを中心にとる。

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最終日は当初はエネルギア社の博物館に寄る予定だったが、医学問題研究所同様に許可が下りなかったので替わりにコロリョフ市のツープの航行管制センターに向かう。

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ここは昔カリーニングラード(Калинингра́д)と呼ばれていた街で、大砲工場や戦車工場などがある工業都市だった。そのせいか市内の公園には戦車が展示されていた。

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現在、コロリョフ市はロシアの宇宙の首都とも言われエネルギア社を初めとした多くの宇宙企業やロシア宇宙局(Роскосмос)、4つの宇宙博物館などがある。

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ツープ飛行管制センター

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現役の施設だけあって警備は厳しく建物内は撮影禁止だった。よく見ると建物の上にも監視カメラがあるのが判る。ツープのセキュリティはこれ迄訪れた中では最も厳しく、カメラ・カバン・コート類は一切持ち込み禁止で、パスポートを提示して空港並みのセキュリティチェックを受ける必要があった。

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入り口は小さいが裏に回るとかなり大きな建物なのが判る。ここにはISS(国際宇宙ステーション)向けの2つの大きな管制ホール(一つは予備)と20の衛星を同時に管制出来る小センターが入っている。そんな訳でツープの写真はこれだけ。

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おまけ、昼食の後よったショッピングセンターの外で買い物中の両親を待つ女の子。本を読みつつ下の子をあやしているのが微笑ましかった。


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December 24, 2011

ロシア宇宙ツアー旅行記12

6日目(10/19)
Vostok_rocket
ツィオルコフスキー記念航空宇宙学歴史博物館の外には各種ロケットが展示されていた。写真はボストークロケット

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市内のレストランで昼食

Tsiolkovskiy_museum
午後はツィオルコフスキーの家博物館に向かう

Tsiolkovskiy_museum2

Tsiolkovskiy_desk
書斎。

Tsiolkovskiys_equipments
中学校の教師として生徒達に教えるのに利用した様々な実験器具(ライデン瓶やエレキテル、発電機や地球ゴマなどもあり、しかも多くは彼の自作だという)

Tsiolkovskiys_studio
生家の2階部分にある工房。工房内には当時最新の自転車もある。意外にも彼は宇宙開発の基礎的理論を考案した人物ではあったが、書斎に篭っているタイプではなく自分の考えた理論を元に模型や実験を行い、さらにはスケートや当時まだ珍しかった自転車を乗り回す活発な人物だったという。


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December 18, 2011

【告知】冬コミでロシア宇宙ツアー旅行記の本と写真集を出します

Photo_book_cover

Travels_cover
*告知・紹介で使用する限り上記の画像は自由に使って構いません

 同人誌ながら商業誌レベルの内容と執筆陣の本を出している風虎通信より、再び本を出させて戴けることになった。今回はこのBlogでも書いているロシア宇宙ツアーについての本で、旅行記と写真集の2冊になる。

 旅行記の「ロシア宇宙紀行」の方はテクニカルな情報集と言うよりも旅行中に見聞きした事や体験談を書き綴ったものだが、それでもなるべく多くの情報も盛り込んだつもりだ。
 写真集「Русску Космическе Учрежения ロシア宇宙施設写真集」の方は、旅行中に回った施設のうち宇宙飛行士記念博物館、ゴーリキー公園のブラン、ガガーリン訓練センター、ツィオルコフスキー記念航空宇宙学歴史博物館の4箇所を中心にまとめたものになる。
 1000枚近く撮った写真を全部載せるのは不可能なので泣く泣く多くの写真をカットしたが、その分厳選したつもりなので、手に取って頂けると有難い。
 なお今回の本の執筆に当たり、一部の写真を使わせていただいた小池氏及び大陸トラベルの大森氏にこの場を借りてお礼申し上げます。

*本はコミックマーケット81の2日目、12月30日(金)に風虎通信(東フ24b)で頒布いたします。会場に行かれる方で興味のある方はぜひお立ち寄り下さい。なお時期と部数は不明ですが神保町のくだん書房に少数入荷するので、もし会場に行けなくて興味のある方はそちらに当たって頂くと入手できるかも知れません。
 なお風虎通信では同日「スペースサイト! 宇宙開発史/天文の話題」を運営しているみずもと氏による「Soyuz Flight Log 1967-2011」が、また以前、私も書かせて頂いた宇宙の傑作機シリーズでは航天機構の水城氏が「宇宙の傑作機No.17 長征二号」を出されるそうなので、こちらももし良ければ御覧ください。

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December 17, 2011

楽旬堂 坐唯杏 別館で飲み食いする

Kikisake_set

Dashimaki_egg

Aroid

Whale_sasimi1

Pork_jerky

Terrine

Sake

Sashimi

Tempura

 今日はちょっと事情があってかなり早い時間に飲みに行く事になったので、お昼から夜まで通しで開いている池袋の楽旬堂 坐唯杏 別館に行ってきた。場所は城北自動車会館の地下というものすごく分かりにくい場所で、しかもまだかなり早い時間だというのに先客が既に居た。やはり評判のいい店だけのことはある。
肝心の料理とお酒の方だが、所謂有名な銘酒はそれ程無いものの知る人は知っている旨い地酒が数多くあるのが素晴らしい。もちろん料理の方もいわゆる居酒屋料理と言うよりももっと手の込んだ物が多く、日本酒に合いそうな品揃えが揃っている。そして蕎麦屋も兼ねてるだけあって蕎麦が美味いのは言うまでもない。
 そんな訳で時間が早かった事もあり、久しぶりにじっくり腰をすえて料理を楽しみながらお酒を飲んだ気がする。店を出たときにもまだ空に明るさが残っていたが、たまにはこんな昼酒を楽しむ飲み方も悪くない。

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ロシア宇宙ツアー旅行記11

6日目(10/19)

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モスクワから約180km離れているカルーガ市に向かう途中に寄ったガソリンスタンド。長距離を移動するドライバーの為に、物販はもちろん軽食まで取れるようになっている。

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カルーガ市 ツィオルコフスキー記念航空宇宙学歴史博物館

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モスクワから結構遠い事もあり、来館者は現地の方が大半。

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Sputnik3
スプートニク3号

Zond3
ゾンド3号

Proton
プロトン衛星

Molniya
モルニア通信衛星

Luna16
ルナ16号

Vostok
ボストーク5号

Lunokhod
ルノホート2号

Lunokhod2
後ろから見たルノホート。原子力電池兼夜間のヒーターの役割を果たしたポロニウムコンテナが見える。

Mars3
マルス3号

Soyuz
ソユーズ宇宙船

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December 11, 2011

ロシア宇宙ツアー旅行記10

5日目(10/18)
星の街にあるガガーリン宇宙飛行士訓練センターの続き
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星の街のガガーリン宇宙飛行士訓練センター内の博物館。意外にも星の街はソ連時代から教育の為、東側諸国の学生などに公開されていたが、今よりも機密エリアが多く見れるところが少なかったのでガガーリンの提案でここが作られた。初代館長はガガーリン自身で何と最初のガイドは彼自身が行ったそうだ。

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オルラン宇宙服と宇宙ステーション船内作業着。作業着にはゴムが入っていて筋力の低下を防ぐようになっている。

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アポロソユーズプロジェクトで使われたドッキングシステムAPAS-89

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再現されたガガーリンの執務室

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シャトル終了後、多くのアメリカ人も訓練を受けている。彼らの住むエリア。

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ロシア時代になって作られた聖ニコライ(旅人を守る成人)教会。宇宙飛行士も出発と帰還時に寄ると言う。

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星の街の中の公園。とても綺麗で気持ちの良い場所だった。

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帰路に見かけた地下鉄の駅。

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ウラジオストック駅。ロシアの駅は建物が格好良い。

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December 08, 2011

ロシア宇宙ツアー旅行記9

5日目(10/18)
星の街にあるガガーリン宇宙飛行士訓練センターの続き

Nbl
無重力訓練用プール。ミール宇宙ステーションの為に1980年に作られたもの、現在はISSの模型が訓練用に設置されている。
(クリックすると大きな画像が開きます)

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建物の外には使われなくなったミールの模型が放置されていた。

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旧東ドイツのツァイス製のプラネタリウム。宇宙飛行士はこれで飛行時の星の配置を学習する。

Tsf18
ЦФ-18(ツェントルフーガ18)遠心加速器。アームの長さは18m、土台部分で40t、回転部分の重量は何と305tもあり、動作時には街一つ分の電力に値する27MWもの電力を消費する。
(クリックすると大きな画像が開きます)

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運転時には最大毎分43回転で30Gまでの荷重をかけることが出来るがこれは機械のテスト時の値。人間が乗るときは最大15G。

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遠心加速器のある部屋のドア。

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昼食は星の街の中の食堂。星の街は宇宙関係者の家族も住むので中には郵便局、学校、公園などもある。

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美味しいがボリュームたっぷりの料理。体を動かす宇宙飛行士用か?

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December 04, 2011

新宿のレストラン ル・クープシューで再びランチを食べる

Salad

Soup

White_fish

Desert

 新宿に出たついでにフランス料理店「ル・クープシュー」に再びランチを食べに寄る。ここのランチはコースが一種類で魚か肉のどちらかを選べるだけだが、それでも全く気にならない美味しさだ。何よりパンとバターが絶品でこれだけでもいくらでも食べられそうなのだ。
ただ圧倒的に女性客が多いお店なので、居酒屋とは逆に男性一人では入りづらい。そんなこともあって自分は大抵、異性の飲み友達や食事友達と組んで互いに入りづらい店を攻略している。

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今日の自転車ログ44

旅行後、忙しさにかまけてサボっていたら顕著にタイムが落ちている…

今日の自転車ログ

移動距離:39.2km
全体平均速度:22.0km/h
移動平均速度:25.9km/h
最高速度:55.0km/h
合計時間:1:47
移動時間:1:30

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ロシア宇宙ツアー旅行記8

5日目(10/18)
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この日は念願の星の街にあるガガーリン宇宙飛行士訓練センターに行く。

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さすがに今も宇宙飛行士が訓練中の現役施設だけあって入り口には検問がある。

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最初はソユーズ訓練施設。入り口には歴代のミッションとその時の飛行士の写真の入ったパネルが並んでいる。

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ソユーズシミュレータ。今はアメリカの飛行士も訓練する上にソユーズの各型に対応するために4台に増やされた。今は訓練予定が一杯で空きが殆ど無いとの事。

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展示されていたソユーズ内で着るソコル宇宙服

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ソユーズのトイレ。基本構造は60年代から変わってない。

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実際の訓練している所も見れた。

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シミュレータは土足厳禁なのが面白い。何でもガガーリンが最初に訓練を受けたときに靴を脱いで乗り込んだのにあやかったものらしい。

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他にソユーズに積み込まれたサバイバルキットや訓練中の写真などが展示されていた

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サバイバルキットの一部。シベリアの山中に不時着した時などに野生動物に対応するための銃(信号弾も打てる)もある。

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ソユーズのKursドッキングシステム

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お土産コーナーでは宇宙食も売っていた。まさに宝の山。
(続く)

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