天然酵母でライ麦パンを焼いてみる
今使っている、ホームベーカリー(Panasonic SD-BMS102-N)にはライ麦パンモードが付いていたのが自分にとっては決め手だったが、それだけでなく天然酵母モードも付いている。そんな訳でいつかは天然酵母でもパンを焼いてみようと思っていたのだが、SD-BMS102をもってしても天然酵母は面倒で説明書によれば使える天然酵母は「ホシノ天然酵母パン種」のみで、あらかじめ24時間かけて生種をつくらなくてはいけないと言う。
さすがにそれは余りに面倒で手を出せずにいたのであるが、たまたま富澤商店でドライイースト状の天然酵母を見つけたのでそれでパンを焼いてみる。と言っても作り方は単にあらかじめ作った生種の代わりにこの天然酵母を使うだけだ。生種を作る必要がないとは言えそれでも天然酵母は時間がかかる。また残念ながら天然酵母モードでは普通の食パンしか選べないようなので、今回はパン生地を作るまでをホームベーカリーにやらせて後は普通にオーブンで焼いてみる。粉の配合はライ麦200g、サワー種25g、リスドオルが25gと言うもので、これにホームベーカリーのレシピ通りの塩よりちょっと少なめにし、砂糖の代わりにハチミツを使い、醗酵を手助けするモルトパウダーを小さじ半分入れておく。
こうして出来たのが上の写真だが見た目も味もこれまでの最高傑作が仕上がった。よくライ麦は酸っぱくて硬いのが嫌だと言われるが、出来上がったものは酸味も無く、みっちり詰まっていながら極め細かく醗酵していてもちもちとした食感があって食べやすい。ちょっと時間がかかるのが難点だが、また挑戦したいと思っている。
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