モスクワ・サンクトペテルブルク旅行記5
6日目(9/8)
午前中、エルミタージュ美術館分館となっているピョートル大帝時代の影の支配者と言われたメンシコフ公爵の宮殿を見学する。
メンシコフ宮殿外観
正面からは判らないが建物は実はこんなに大きい
当然中も広大でこうした部屋が幾つもあるのだが、後半訪れたエルミタージュ美術館の前にはこんな部屋はかき消されてしまうことになるのだった
午後に待ち合わせの予定があった事もあり、大急ぎでまわったので絶対に行ってない部屋があったと思う
午後に現地のKayuchikaさんと合流してお昼を食べたあとウオッカ博物館や中央郵便局などを案内してもらう。現地の方と一緒だと本当に楽で助かりました。
待ち合わせ場所の宮殿前広場。広すぎ。
宮殿前広場のシンボル「アレクサンドルの円柱」。背後に見えるのはエルミタージュ美術館。
広大な場所で待ち合わせたので、果たして合流できるか心配だったが、単独行動している東洋人は殆ど居ないから大丈夫と言うアドバイス通り、団体客(多くは中国人)は見かけるものの確かに一人で居る東洋人は殆ど見かけなかった。サンクトペテルブルクは結構歩きやすい街なのでもったいないと思う。
Русская Рюмочная №1(だったと思う)で食べたオクローシカ。ロシア料理好きの間でも結構好き嫌いが別れるスープなので、一度本場のものを食べてみたかったのだが、さっぱりとした味で悪くない。なんでもオクローシカは結構お店ごとに味付けにばらつきがあるそうなので、美味しくなかったと言う人はきっとハズレのお店だったのだと思う。
レストランの裏手にあったウオッカ博物館。写真の他にも中世の醸造風景や試飲コーナーも充実している。
膨大なウオッカの一部。お昼にウオッカを飲んでしまったので残念ながら今回は試飲はパス。
おまけ、見ての通り
午後はサンクトペテルブルク中心部から西に約29km離れたピョートル1世の夏の離宮「ペテルゴフ」に行く。エルミタージュ美術館の裏手から水上バス(なんと水中翼船!)で約40分程である。有名な観光地だけあって当のロシア人はもとより多くの観光客で賑わっていた。写真を見てもらえば分かるが広大な公園の中に無数の宮殿が立ち並び、噴水や彫刻がずい所にある。すこし多めに写真を貼ったがこれでも一部に過ぎないのだ。
観光地のペテルゴフで痛感したが、ロシアの物価がどんどん上がってるのを実質する。数年前のガイドブックの値段が軒並み上がっているのだ。あとロシア人もだんだん世知辛くなってきてるのか、ペテルゴフの観光地料金が酷く、なんか何を見るにも金を取られてまるで京都の寺を回ってるようだ(笑)。
ところでペテルゴフは観光地だけあって至るところで写真を取っている人を見かけたが、ロシア人は日本人に負けないくらい写真好きなのだが、日本と違うのは撮られるのも好きな事だろう。特に女性は撮られる時にモデル顔負けのポーズを普通にする。昨日は6歳ぐらいの女の子が父親にカメラを向けられたらモデルみたいなポーズを取ってて可愛かった。撮る方もアングルに凝ってローアングルからあおったり、寝そべったポーズを上から見下ろしたりとプロ顔負けなのが凄い。
ペテルゴフから市内に戻り、夕食を取る場所をどうしようかと思いながら歩いていたらソヴィエト・カフェと言う店を見つけたので名前に釣られて入って見た。ソ連時代の内装とTVやBGM、伝統的なロシア料理のメニューと期待出来そうだ。
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