モスクワ・サンクトペテルブルク旅行記7
8日目(9/10)
Сегодня я буду посмотреть Гос. Эрмитаж в целый день.
今日は朝からエルミタージュ美術館を一日かけて回る予定だ。何でもエルミタージュ美術館の展示物全てを見るためには一点を1分のペースで見ても15年かかるとパンフレットには書かれているくらいの分量なので全ての展示を見る事は端から諦めて、せめて全ての部屋を回りたいと思う。それでも部屋数は(作品の入れ替え等で閉鎖された部屋などもあり変動するが)400部屋近くあるのだ。
そんな訳で昨日の夜にパンや牛乳を買い込んでおいた。美術館内部にも食事をする所はあるものの、そこはぼったくり料金な上にたいして美味しくないとあらゆる旅行記に書いてあるので、食事は入り口を入った休憩スペースで食べる予定である。なお、エルミタージュ美術館では1985年6月15日に展示されていたダナエの絵に硫酸がかけられると言う事件があった関係でペットボトルは全て持ち込み禁止になっているので注意が必要だ。
なおエルミタージュ美術館の開館時間はガイドブックに書かれてるのと違い、変わってる事が多いのでネットで調べておいた方が良いだろう。
観光シーズンにはチケットを買うだけでも偉く並ばなければいけないと聞いていたので、念の為にあらかじめインターネットで前売り券を買っておいたが、いざ入る段階で前売り券は入り口側のアーチの下にある専用の窓口で本物のチケットに交換しなければならない事が判明してちょっと焦るが、幸い窓口はガラガラで、引き換えたチケットを見せると行列を飛ばして(ちなみに美術館の入り口は一般用・団体用・前売り券用に分かれている)すんなり入れてくれたので助かった。なお前売り券の引換時にはパスポートの提示が求められるので注意。
美術館の前売り券用入り口。ちなみに一般向けの入り口は既に行列が出来ていた。
皆が書いてるがエルミタージュ美術館は広すぎる。全部で400部屋近くある上に元が宮殿でワザと中が迷うように出来てるので、あっと言う間に迷子になりそうだ。
エルミタージュ美術館の「将軍の間」。このサイズの部屋が10部屋近くある。
エルミタージュ美術館の元皇后の「奥の間」。
エルミタージュ美術館のルーベンスの一連の絵画を集めた部屋。
エルミタージュの「ラッファエロの間」。ヴァチカンの部屋から絵画までをそっくり複製したというのが凄い。
多くの部屋がこんな感じなのでだんだん感覚が麻痺して来る。
エルミタージュの部屋は元宮殿だけあってよく見ると至る所に造作が凝っている。
The Peacock Clock。機械時掛けで動いて鳴く。
説明の必要の無いゴーギャンの「果物を持つ女」
これももはや説明の必要の無いマティスの「ダンス」
ルノワールの絵画の部屋混み過ぎ。
エルミタージュ美術館のパブロ・ピカソの絵画の部屋。さすがにガラスカバー付きの絵が多い。
個人的にはピカソは絵画よりも立体の方が面白いと思う。
エルミタージュ美術館。一応全部回った筈。冷遇されてるシベリア美術を念の為に早めに回ったのは正解だった。
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