千駄木の毛家麺店に行く
少し前にネットで70年代の文化大革命をテーマとするレストランが出来たと言う話題で盛り上がったので早速行ってみようと思ったのだが、調べてみるとウエートレスの人が人民服を来ていたり、店の内装が文革風と言うだけで、普通の中華料理店らしいと言う事がわかってきた。もちろんそれでも悪くは無いのだが、せっかくならより安く美味しいものを食べたいと言うのが人情だ。そんな訳でちょっと調べてみるとどうやら似たような雰囲気ながら安くて美味い隠れた人気の店があるらしい。それが今回ってみた毛家麺店である。
以前は大々的に巨大な毛沢東の写真が貼られていたりしたらしいが、行ってみると確かに内装にはあちこち毛沢東の写真が貼ってあったりするものの、噂に聞く程の派手さはない。とは言え目的は食べ物である。そしてこちらは噂以上に素晴らしいお店だった。麺店と言う名前やカウンターだけの小さなお店という事から、美味しいものの基本はラーメン屋さんかと思ったのだが、麺以外のメニューも侮りがたい。結局、写真にあるように名物の担々麺以外にも多くのメニューを注文し紹興酒も開けて満喫してしまった。しかも日曜日と言うのもあったかも知れないが、小さな店ながらガチャガチャした所も無く、雰囲気も実に良い店だった。しかも早い・安い・旨いの三拍子揃ったお店なのだ。(まあ毎度のことながらそれでも散々食べたせいもあって一人4千円になってしまったが、普通の人はここまで飲み食いしないと思う)。もし食べに行く人がいれば是非とも名物の担々麺以外にも色々挑戦して見て欲しい。
Comments
こんにちは。
芯のある食への探究心、社会面とのバランス、面白く拝見しています。
中華ですが、こちら、是非トライしてください!
わが街、池袋中華街名店「永利」の「春雨土鍋酸菜排骨沌粉条」
http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13005595/
体中にしみわたるうまさです。
肉食の歴史の深さににうなることまちがいなしです!
Posted by: やまだ | February 14, 2014 03:57 PM