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May 31, 2014

信用のアウトソーシング化について

 今やってる仕事の多くは仲介会社を通して紹介されることが多いのだが、最近あったケースでこちらは何の資料も用意する必要も無く、面談後直ぐにメールで「○○さんの紹介なら問題ないでしょう」と言われて契約出来た事もあった。一時期仕事がほとんど途切れたリーマンショックの頃などは、散々プレゼン資料を用意して売り込んでも複数の会社とコンペをさせられた挙句、持ち出しのまま終わる事も多かったのに比べるとまさに雲泥の差である。
 この差はもちろん景気の違いもあるのだろうが、間に何が挟まっているかの差も大きいのだろう。実際にこれまであったケースでも個人のフリーランスでは契約の許可が上から降りないので、法人を介して契約してほしいと言われた事が何度もあるし、仮に契約が出来たとしても支払い条件で色々難癖を付けられた事は少なくない。そうした事もあって今では多くの仕事を仲介会社を介して受けて、場合によってはその会社の派遣社員としてクライアントと契約したりしている。
 こうした悩みも個人名がブランドになるデザイナーなら無縁なのかもしれないが、自分の様なゲーム・パチンコ系映像の仕事をしている者にとっては以前触れた消された職歴でも書いたように個人名を出そうにもそもそも自分のやった仕事すら公開するのが難しい状況ではブランドの確立以前の状況だ。
 こうした状況を埋めるように最近は代理店や仲介会社が個人に代わり企業に売り込みを行い、逆に企業に対しては仕事で飛んだりした際の保証を行うケースが増えていると言う。ちなみにこうした動きは他のジャンルではごく普通の事になっていて、今では部屋を借りるためには先ずは保証会社を通すことが前提になっていると言う。つまりよほど固い仕事でも無い限り個人では部屋一つ借りることも出来ないのだ。

 これまでの終身雇用・持ち家政策から、これからは雇用の流動性と一生賃貸への流れが見直されていると言う話はよく聞くが、肝心の信用保証に関してはこれからますます個人から企業への流れが強くなって行きそうである。

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