都議会の野次から見えてくる「大きな家族としての国家」観
最近思いついた事はみなTweetしてしまってすっかりここがおろそかになってしまっているが、たまには更新しないとまずいと思ったのとTweetとするには長くなり過ぎそうなのでここで書く。
以前、夫婦別姓制度について書いた時にも思ったのだが、何故人は赤の他人の生活や決定に口をはさみたがるのか長年疑問に思っていたが、最近の都議会のセクハラ野次問題を巡る騒動で何となく見えてきた。それが浮き彫りになったのがジャーナリストの佐々木俊尚氏によるこの件についてTweetとそのやりとりだろう。
「早く結婚しろっていうのは当たり前」「女性に家事求めるのは当たり前」と広言してはばからない人が、(たぶん)老若関わらずたくさんツイッター上にいるのに心底驚く。日本の少子高齢化が加速してる理由がよくわかったよ。
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) 2014, 6月 28エッチな表現って……。性的な役割を押しつける発言がセクハラです。 RT @kagekiyo_ 『結婚しろ』の一体どこが『セクハラ』なんですか?セクハラって、もっとエッチな表現が入っているものじゃないんですか??まずはそこを確認しないと、誤解が誤解を呼んでしまう。
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) 2014, 6月 28……。 RT @kagekiyo_ 私のような男が想像する『セクハラ』とは、職場で上司が部下の女子社員のお尻を触るとか、そういうのがセクハラだと(今も)思っています。もし佐々木さんの定義する内容もセクハラなら、出来れば別の名前で呼んで欲しいですね。
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) 2014, 6月 28今さら言うまでもないけど「女性は結婚して出産して家事するのが幸せ」みたいな役割を押しつけることが女性への差別であり、そういう差別をなくしていこうというのが、戦後日本社会(特に1970年以降)の取り組みだったんだけど、結局そういう考えはおおくの人に伝わっていない現状ということか。
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) 2014, 6月 28道のりは遙かに遠い夜明け前。呆然となりますね。 RT @ueriku 都議会の様子を見るとコレが現実なのかもしれない。これでは同姓婚やLGBTの人権問題なんて議論にすらならない。何周遅れなんだ RT @sasakitoshinao: お尻を触るのような行為がセクハラの定義……
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) 2014, 6月 28ご冗談を。そんな排除の論理は許容できません。 RT @kanemotinisan 政治家が強要してはいけないけど子供を産まない女性は社会不適格者に少なからず分類されると思うんだよね。社会は人で成り立つのだから。日本社会に適応しない自由を選ぶのを良しとするならそれは革命するべきかな
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) 2014, 6月 28今回いろんなものが見えてきました。まあそれを前進ととらえるべきなのかも。 RT @stressfree8 やりとりを見ていると、セクハラ発言する人はセクハラをまったく理解していないんですね。こんなに本人に悪気がなく、ましてや正義感から言っているとはびっくり。勉強になりました。
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) 2014, 6月 28一部をピックアップしただけで何となく雰囲気は分かってもらえたと思うが、自分が思うに多くの人々にとっては社会や国家でさえ大きな家族の延長として捉えているからこうした見かたが出てくるのでは無いかと思うのだ。家族であれば「あなたの為を思って」色々口を出すのは当然だし、「正しいありかたや役割」があるのも当然だろう。また福祉もその延長線上だと考えるとちゃんと「面倒を見るかわりに口を出すのは当然」だと言う意見もおかしくないし、自分からルールを破ったり共同体の外に出る人間に対して手を差し伸べる必要はないと言うのも当然だろう。
結局のところ日本は共同体の運営は家族の延長線でしか捉えてない人が今でも大半なのではないだろうか。


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