仕事の話と激務だった頃の思い出
長年働いていた所の契約が2年を過ぎそろそろ労働契約法の上限の3年にかかりそうなのと、いい加減マンネリ化しそうな気がしてきたので今月から新しい仕事先と契約した。それにしても以前も書いたように本来フリーランスで働いている筈が、信用のアウトソーシング化によって形式上派遣の形を取らざる負えなくなった為に労働契約法の上限に引っかかるとは妙な話だ。まあ仮にそれに引っかからなくてもあまりに一つの仕事に特化してしまうと潰しが利かなくなるのでそろそろ別の別の仕事を始める潮時なのかも知れない。
だがいざ蓋を開けてみると今回の仕事もこれまでやった中で上位を争う激務だった。まあ以前リーマンショック後に仕事が無い中やった名古屋出張仕事程では無いものの結構忙しい。最近は仕事が(ゲーム・映像業界にしては)割りと早めに帰れたこともあり、生活がそれに最適化されつつあったのでなおさらそう感じるのだろう。それにしても20代の頃も相当忙しい生活をしていた筈だが意外に自由時間もあり、大変だとも思わなかったのは何故だろうか。やはり若かったからだったのと実家暮らしの恩恵だったのかも知れない。
それにしても仕事が忙しくなると不思議と以前忙しかった頃を思い出す。名古屋出張編の後、秋葉原・神田界隈で働いていた頃も物凄く忙しかったが、その中で印象的だったのは4年前の猛暑の頃の思い出だ。ほぼ毎日終電近くまで働き、帰る頃でも猛暑のせいで空気はねっとりと暑かったが、仕事先から駅に向かう途中のガード下に決まって寝ている若いホームレスの人を見かけた事だ。見たところ当時の自分よりも若かったように見えたが、まだリーマンショックの影響で派遣切りと言う言葉が流行語になっていた時期もあって明日は我が身かと言う思いを抱きながらいつもその脇を通り抜けていた。あれから4年、彼はどうしているのだろうか。
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