徳島・鳴門旅行記(ニ日目)
8/18
2日目は今回の目玉の大塚国際美術館に向かう。事前に調べた情報やエルミタージュ美術館や大英博物館に行った経験から、きちんと見て回ると丸一日はかかりそうなので開館9:30には遅れたものの、10時過ぎには現地に入るべく路線バスで向かう。鳴門に移動しておいたお陰で15分程で現地に到着。
美術館は広大でエルミタージュ美術館や大英博物館を連想する。これで内装も豪華だったらこれら世界の大美術館匹敵するのだが、残念ながら内装は質実剛健でいかにも竹中工務店らしい感じだった。
中ではこんなイベントも
これは面白いアイデア。陶器に描かれた絵柄を見せるために開きのようにして複製している(しかもちゃんと陶器製)
古代美術のコーナーの360度パノラマ
「キリストと十二使徒の祭壇前飾り」12世紀前半のスペインでこんな今の漫画風の描写なのが面白い
中庭も広大
今日は一日中かけて見るつもりなのでランチ。モネの睡蓮をテーマにしたと言うメニューを選んでみた。
ミケランジェロが描いたシスティーナ礼拝堂の天井画
1963年のサロンで風俗を乱すと批判落選したマネの「草上の昼食」と絶賛されたカバネルの「ヴィーナスの誕生」を近くに並べて当時のフランス美術界の体質を浮き彫りにしてる展示方法が気が利いている。
モネの睡蓮のモチーフとなった水辺を再現した庭と本来は昼間の屋外で見られるのをイメージした睡蓮を並べた展示が洒落ている
19世紀末のモッサ・ギュスターヴと言う画家で知らなかったが、今でもイラストレーターで活躍してそうな絵柄とテーマなのが興味深い。
ピカソのゲルニカ
10時過ぎに入って閉館時間の17:00までかけて何とか見終わることが出来た。それでも後半駆け足気味だったがすごいボリュームだ。美術(特に西洋絵画)に関心がある人は一度は足を運ぶ価値がある。特に学生にお勧めしたい。
鳴門駅に戻ったらあわや夕食難民になるとこだったので、ググりまくったら何故かホテルの側に本格的ドイツ料理(ビール)店g'suffa Prostを見つけたのでそこで夕食をとる。
ゲーテも愛飲したと言う世界最古の黒ビール、ケストリッシュー・シュバルツ
デザートはクリームビュレ
鳴門で飛び込んだg'suffa Prost、なんか想像以上にビールが充実していて予想以上に良い店だった。
(三日目に続く)
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