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December 18, 2016

ようやく種子島でロケットの打ち上げを見れた(2日目)

12/10
 2日目の朝は宿の朝食が8時だったので、いつも通り7時には起床する。朝が早いのもまるで田舎に帰省しているみたいだ。なんでも宿の方は普通は畑で作物を作っているそうなので、朝が早いのも当然かもしれない。お陰で宿の食事も自家製野菜や果物がふんだんに使われていて実に美味しいのだ。この日の朝食は典型的な日本の朝の食事で魚、具だくさんのお味噌汁、サラダ、卵、納豆と言った献立に、デザートにヨーグルトに自家製マンゴーの手作りジャムまで付いてきて大満足だった。いつも食事は隣室の夫妻と食堂で取っていたのだが、話を伺うと二人は特に宇宙ファンと言う訳ではなく小惑星探査機はやぶさがきっかけでロケットの打ち上げに興味を持ったという。こんなところでもはやぶさ効果を実感する。
 それにしても今回の宿は実に快適だった。のんびりとした島の雰囲気と島の人から直接種子島のロケットの話が聞けるのは面白い。またごく普通の人でも今回の打ち上げの前にロシアの宇宙ステーション補給機プログレスの打ち上げが失敗しているのを知っているあたり、さすがはロケットの島だけの事はある。
 宿や島の面白い話もいくらでもあるが、そろそろ本題のロケット打ち上げの話に戻ろう。この日は午前中に宿をチェックアウトして夕方の高速船トッピーが出るまで、島の南端にある種子島宇宙センターを観光する。打ち上げの翌日なので施設内の多くは立入禁止だと思っていて油断していたのだが、何でもこの日も予約すれば宇宙センター内部を案内してくれる見学ツアーが行われていたらしい。残念ながら自分が気がついた時には予約が一杯で参加することが出来なかったのだが、今度来ることが出来れば是非とも参加したいと思っている。
 そんな訳で今回はツアーに参加しないと見れない管制センターなどは見ることが出来なかったので、だれでも見学できる宇宙科学技術館やH2ロケット実物大模型、小型観測ロケットを打ち上げる竹崎射場、そしてJAXAやマスコミがロケット打ち上げを報道する時に使われる関係者限定のロケット打ち上げ見学ポイントである竹崎展望台を回ってきた。ロシアやアメリカとは比較にならないとは言え、さすがは巨大なロケットを現実に運用している施設だけあって敷地内は広大で車が無いととても見て回れない。今回はレンタカーを借りて本当に正解だった。

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残念ながら今回、宇宙科学技術館は工事中で展示内容の半分しか見ることが出来なかった。

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JAXA関係者やマスコミ向けの公式ロケット打ち上げ見学ポイントである竹崎展望台

 種子島宇宙センターは世界で最も美しいロケット発射施設だと言われている。最初さすがにそれは自画自賛だろうと思っていたのだが、実際に中を歩き回ってみると本当に種子島宇宙センターは綺麗なところだった。近代的な施設が手付かずのビーチの周囲に点在しているのだ。あまりに見事な砂浜なので、砂浜には「ここでの遊泳は禁止します」と言う立て札が立っていた。因みにここ以外の種子島の砂浜も綺麗な所は一杯あって夏にはマリンスポーツ目当てに多くの観光客が来るそうだ。一度、夏にロケット打ち上げとは別に観光に来るのも良さそうである。

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小型ロケット打ち上げ施設の竹崎発射台。ここからは微小重力観測用の小型ロケット(宇宙までは行かない)の打ち上げが行われていた。こんな小さなロケットでも、万が一の事故に備えてロケット管制施設はトーチカのような窓のないコンクリートの建物になっている。

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 平日なら種子島宇宙センターの食堂が一般開放されているのだが、今回は打ち上げの翌日の土曜日だったせいもあって、またも昼食難民になってしまったので宇宙科学技術館1階のお土産コーナーでこんなものを買って水分を補給した。心なしか美味い気がする。なんでも昨日打ち上げられた国際宇宙ステーションに物資を運ぶこうのとり補給船に積まれたのと同じ水源から汲んだ水だそうだ。

 夕方に予約していた高速船トッピーの時間に間に合うように余裕を持って車で島の北側にある種子島港に戻ってトッピーを待つ間にパンとおにぎりを買って遅い夕食を取る。それにしても島の売店も売り子というよりは島のおばちゃんや娘さんがやっている感じが良い。あと大阪のおばちゃんじゃないけど何か買うとついでに飴をくれるのも良かった。

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 名残惜しいがトッピーで種子島より鹿児島に移動する。

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 鹿児島港に付いたら日が短いせいもあってすっかり日が暮れていたので、そのまま予約しておいた鹿児島最大の繁華街・天文館通りの側にあるカプセルホテルに帰投する。因みにこの名前の由来は気になって後で調べた所、ヨーロッパ文明を進んで取り入れた島津重豪公が1779年に天文観測や暦の作成などを行う施設「明時館(別名天文館)」に因んだものだそうだ。

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 せっかく鹿児島に移動したので早速、薩摩料理を食べる。種子島の時もそうだったが旅行すると地方では意外に食事できる所が少なかったり、営業時間が短かったりして結構食事難民になることが多いのだが、ここ鹿児島では地元最大の繁華街の天文館近くに宿を取ったこともあり無事に夕食にありつけた。入ったのは現地では結構有名な薩摩郷土料理の吾愛人と言うお店。ここはお一人様歓迎と案内も出ていただけあって、一人向けのセットメニューも色々とあってありがたい。

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薩摩料理は始めてだが実に美味しそうだ。

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鹿児島名物の六白黒豚の一人しゃぶしゃぶを注文した。

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締めは薩摩汁。見た目よりあっさりしててダシが凄く出てて美味い。なんでも島津藩主時代に行われていた闘鶏で負けた鶏を絞めて汁にしたのが始まりだそうだ。

当然、鹿児島らしくお酒はもっぱら焼酎が中心だったので調子にのって色々焼酎を試したせいでこのあと二日酔いに悩まされるのだが、それは当日は知る由もなかった。

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