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November 05, 2017

西川口の周黒鴨(ツォヘイヤー)でアヒルを食べる

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 この前に行った西川口の火焰山から帰る途中に見つけた周黒鴨と言う店が気になったので再び西川口で食べてきた。なんでもこの店は中国で400店も展開しているチェーン店の日本上陸一号店で現地ではとても人気があるお店らしいのだ。そんな訳で早速行ってきたわけだが本場の中国感がすごくてむしろ面白かった。そもそも第1段階の電話の予約で全く日本語が通じないのである。そんな訳で予約せずに直接行ってきたわけだが、店内は中国人だらけでたまに居る日本人も皆中国語が堪能でまるで外国に行った感じが味わえる。と言っても決して不愉快なわけではなく、日本語が通じないもののメニューは中国語のお陰でなんとなく漢字で意味がわかるし、写真も豊富なのでメニュー片手に指差していけば注文には事欠かないし、お店の人もフレンドリーだ。とは言え現地ではファーストフード的なチェーン店なので気張った感じはまったくなく気楽に料理が楽しめるし、新規オープンしたばかりなのでお店も小奇麗で悪くない。
 そして肝心の料理の方であるが、食べログのレビューに辛くて濃いが病みつきになると言うコメントがあるがまさにこれがピッタリと当てはまる。味は日本向けにアレンジされている所はまったくなく、一見辛そうでない料理も花椒が効いていてスパイシーだし、辛いものはばっちり唐辛子が効いていて実に辛そうである。とは言えどうやら我々相手に調整してくれたのか注文した重慶正宗酸辣湯はメニューの写真では真っ赤だったのが、来たのはそれほど赤くなく辛味も辛い物好きの我々にとってはちょうどよい位の辛さだった。しかも辛い中にも唐辛子の旨味や骨回りの旨味が出ていてこってりとして辛いにも関わらず手が止まらない中毒性を感じるのだ。そしてファーストフード的なチェーン店のありがたさなのか、散々食べて飲んでも安いのもありがたい。比較的大食いの我々でも写真には無い5年物の紹興酒も加えて一人あたり会計は3千円で済んだので、普通の人なら3千円を切るのではないだろうか。
 とは言え良くも悪くも完全に本場中国の味と雰囲気なので、好き嫌いは分かれそうである。ぜひとも中国に本場の料理を食べに行くつもりで挑戦してみて欲しい。

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