共催料理会「古今東西 古代×中世×江戸」で時空を越えて料理を味わう
コストマリー事務局・音食紀行・大和堂 共催による歴史料理イベント「古今東西 古代×中世×江戸」で古代オリエント・中世モンゴル料理や中世ヨーロッパ料理、江戸時代の料理を食べてきた。主催した団体はネットを始めコミケで本を出したり、最近では一般書籍も数多く手がけていているので知らぬ間に手にとったこともある人もいるのではないだろうか。
とはいえその料理となると出してくれるところもほとんど無く、自分で作るにしても材料や手間もあってなかなか食べたことのある人は居ないのではないだろうか。そんな事もあって今回のイベントをネットで見つけて数少ない機会に飛びついたのは言うまでもない。主催してくれた方々のトークも面白く、料理やお酒も美味しい一時だった。
料理を作る時間などの関係もあって本当は各時代バラバラに出てきたのだが、ここではわかりやすいように各場所・時代ごとにまとめて写真を載せてある。
【古代オリエント・中世モンゴル料理(音食紀行さん)】
サラ・カッタビア(古代リュディア風チキンサラダ)
おまけ:サラダに使われていたパンも当時のビールパンを再現している。
本当は一番最後に出てきた「シクバージ改」これだけ説明を忘れてしまった。
モンゴル帝国バルブスープ
モンゴル帝国の拡大によって東西の料理や素材が組み合わさって出来たスープ。様々なスパイスの融合の結果カレーの前身のような味になっていて面白い。あとはこれに新大陸からの唐辛子などのスパイスが加わればすぐにカレーになりそうだ。不思議なことに今のモンゴルではこんな料理がかつて食べられていたにも関わらずカレーはつい最近まで無かったという。
【中世ヨーロッパ(コストマリー事務局さん)】
13世紀アンダルシア地方「ハーレー」
鳥モモ肉とウサギ肉の串焼き。味付けは中世アラブ調味料「ムリ」という塩に各種香辛料や果物を加えて発酵させたものを使っている。
15世紀イタリア「ダリオーラ」
デザート。この頃になると砂糖なども入ってきて今のデザートと言っても通用しそう。
【江戸時代(大和堂さん 料理・marie)】
薩摩の酒寿司
【飲み物(の一部)】
蜂蜜専門店「ミール・ミィ」さん提供の各種蜂蜜酒
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