MAKS2019を見にモスクワに行く(1日目)
一昨年までほぼ毎年のようにあちこち旅行に行ってたのだが、気がつけば貯金の残高がじわじわと減っていってる事に気づいたのと新たにVR関係を調べ始めたりタイミング悪く洗濯機や掃除機が壊れたりして物入りだった事もあってしばらく旅行はお預けになっていた。
しかし以前の友人が若くして亡くなったり、自分の親の年齢なども考えると海外に行けるのも今のうちかもしれないという気がしてきた。そんなわけで遅い夏休みを取っていつかは見に行きたいと思っていたロシア最大の航空ショー"MAKS"に行ってきた。
知らない人も多いと思うので簡単に紹介するとMAKSとはロシアで奇数年の8月に開催されるロシア国内最大の航空ショーであり、航空・軍事関係の国際見本市でもある。かつてはロシアメーカーが中心であったが、最近では西側のエアバスなどの旅客機メーカーや中国などのメーカーも数多く出展している。なんと言ってもその魅力は通常西側諸国では見る機会のないロシア機を間近に見ることが出来ることと、その機体が日本では考えられないくらい近くでデモンストレーション飛行をする点にある。また航空機以外にもロシアの最新鋭地対空ミサイル・空対空ミサイル・空対地ミサイル・ジェットエンジン・レーダーや民間分野の宇宙船・民間機等も展示されている
そんなわけでロシア関係者だけでなく、多くのミリオタ・航空マニアが日本からもMAKSに訪れる。とは言ってもまだ日本からはハードルが高いのか思ったほどツアーは多くない。また多少はロシア語が話せるのと何よりも軍資金の関係で今回のロシア旅行も前回同様、自分でネットなどを駆使して予約を入れてプランを組み立てて行ってきた。ロシア旅行も4回目ともなるとだいぶ慣れて(慢心して)予定を立てることが出来たが後でこれでいくつか悩まされる事になる。
今回は2ヶ月前から予定を立てることが出来たおかげか、JALが一番安かったので行き帰りとも安心のJALなのでだいぶ気分は楽だった。アエロフロートの飛行機から乗った時点からロシアというノリも好きなのだが、何よりも日本語が通じるのがありがたい。
今回の機体はボーイング787-8でエコノミーにも関わらずシート間隔が広いのがありがたい。
行きの機内食は人気若手シェフ何人かと提携したメニューという事でちょっと面白かった。今回はカレーを選択。
2度目の軽食。行きの飛行機では寝るはずがあまり寝付けなかった代わりに、見逃していた映画「君の名は。」を見れたのは収穫だった。
モスクワは3度目だがドモジェドヴォ空港は今回が始めて。
ドモジェドヴォ空港からも日本の成田エクスプレスにあたるアエロエクスプレスが来てるのでこれで空港からモスクワ市内に向かう。
とりあえずモスクワに到着。
4年ぶりに訪れたモスクワは綺麗なパリといった感じだった。以前は表通りはともかく小汚くて臭い場所が身についたのに、人も街も綺麗になってて、しかもルーブルが弱いので何でも安くて凄く観光にもお勧めの街になっている。
そんなわけでメトロでホテルに向かいがてら色々見ていたのだがブランクのせいか色々勘が鈍っててメトロの行き先を何度も間違えてしまった。あと4年前よりもはるかに英語が通じる様になって驚いた。自分のインチキロシアよりも通じるので助かる。
その他、モスクワの割とどうでもいい話。
・東京よりも平坦で規制が緩いせいか電動キックボードやレンタルサイクルをよく見る。
・女の人が腕にタトゥーを入れてるのをよく見るけど流行ってるのか?
・メトロの中で髪の毛を青く染めて猫耳を付けた女の子が乗ってたけど向こうでは普通なのかごく普通に溶け込んでた。
今回のモスクワ旅行ではその前に色々物入りだった事もあって、評判はとても良いものの安いだけあってホテルと言うよりも実態はホステルみたいなBoutique-Hotel Venice in my Heartという所に泊まっているのだが、とても綺麗で清潔なもののまるで潜水艦や寝台車みたいな狭さで秘密基地の様な分かりづらい入り口で結構人を選ぶと思う。事実多くの高評価に混じってものすごい低評価をつけている人も何人かいた。
建物の入り口はインターフォンになっていてそこに解除キーを入れて入る。(その内部)
すると中に一番目の扉。インターフォンを押してドアを解除して入る。
まだホテルには入れず、更にエレベーターか階段で2番目の扉に向かう。
するとようやくホテルに到着。最初は中に入るまでとても大変だった。着いたら英語かロシア語で電話を入れるのが吉。
フロントの人は流暢な英語を話せるが、その他のスタッフは基本的にはロシア語しか通じないので多少ともロシア語が出来ると快適さが増すと思う。(朝食のオーダーの調整や部屋の掃除のタイミング等)
コンパクトながら中はとても掃除も行き届いてきれいだった。
日本のカプセルホテルよりもちょっとマシという感じの部屋。空調の効きが弱いせいか長くいると空気が悪くなっていく気がするのが難点。
最初の日はとりあえずホテルのそばのレストランで夕食。たとえ外国でもGoogleで調べると近くのレストランの情報が出てくるのは便利。
Comments