1回目のワクチンを接種した
何年か経ってあれは歴史的な大事件だったと絶対に言われると思うので、忘備録として新型コロナ蔓延下の日常の出来事を記録しておこうと思ってる。
これまで緊急事態宣言下のテレワーク生活については何度か書いたが、それでも取りこぼした印象深い思い出はいくつかある。夕方5時になると流れてくる緊急事態宣言が発令されているので自粛を呼びかける防災無線の放送、テレワーク中の昼休みに外出したり自炊すると思ったよりも時間がかかるのでレトルトのソースとスパゲッティが定番になった昼食、テレワーク中仕事以外のイベントとしてお昼に少しづつ読みすすめるようになった漫画、人と会わなくなった分何をしてるのか気になって「テレワーク」とかのキーワードでTwitterを検索したことなど色々ある。
さて前置きで書き忘れた事も書いたので本題だが、本日ようやくCovid-19ワクチン(ファイザー製)の1回目を打つことが出来た。正直なところワクチン接種はどこの自治体に住んでるのか、どこの企業・学校や団体に所属しているかで打てる時期が大きく変わってくるガチャ状態で、スピード優先で止む終えない部分はあるにせよ、一部のエッセンシャルワーカーや小売・自営業者にしわ寄せが来ている感じは拭えない。
それでも自分の住んでる自治体は頑張ってるらしく、実質フリーランスの身としても思ったよりも早く打てたのでありがたい。
それにしても実際に受けてみるとわかるのだが思ったよりもワクチン接種の大変そうだった。ネットなどでは自衛隊大規模接種センターの効率的なオペレートやトヨタ方式の職域接種などのうまく行った例を取り上げるせいもあって、単に流れ作業で右から左に打っていけばいいのではという印象があったのだが、いざ会場に行ってみると自分のようにろくに届いた書類に目を通していない人や(申し訳ない)、年配のそもそも介護が必要な人とかがいて、そうした人達相手に一日中休みなく効率的に会場を回すのは想像以上に大変なんじゃないかと思うのだ。ましてコミケのような期間限定のイベントではなくそれこそ何ヶ月も下手したら半年以上も回さなければいけないのだ。
今回の会場では区民館が使われていたが、動線に合わせて床にテープで順番や矢印が書かれていたり、一つのフロアをまるまる接種会場に当てて、入場から会場を出るまで動線が交わらないように一筆書きで動けるようにレイアウトがされていたり、椅子に番号が振られていたりして関係者の苦労が忍ばれる。
肝心のワクチン接種だがこうした会場の工夫や運営している人たちのおかげで拍子抜けするぐらいスムーズに済んでしまったが、思った以上に問診や説明がきちんと行われているのは意外だった。まあよく考えてみたら自分の集団接種は子供の頃に学校で受けたのが最後なので、当人の思惑とは別に有無を言わさず打たれた感じだったが、ちゃんとした大人相手に行う以上きちんと説明や問診が行われるのは当然だろう。
あと余談になるがワクチン接種でネットを検索すると自分のご褒美と称して、ワクチン帰りにちょっと豪華な食事やスイーツを食べてる人がいっぱいいて面白い。もちろん自分も水分を取ったほうが良いという口実で帰りにスイカを買って帰ったのは言うまでもない。
Comments