女性ファッションやお化粧を知る必要性
これを読んでふと思い出した事を書く。冒頭のLinkは女装に目覚めた人がそのノウハウを獲得していく話だが、実は女装趣味とは縁がなくてもこの手の知識を身につけたほうが良いジャンルが結構ある。それは別に弓月光の「甘い生活」みたいなランジェリーメーカーの様な話ではなく、イラスト・漫画・カメラマンとして女の子を描いたり撮ったりする場合だ。
いろんな所で言われているように男性作家はここらへんが結構弱い、それでもちゃんと女の子を描けるならいいじゃないかと言われそうだが、やっぱりお化粧やファッションを知っていた方が引き出しは広がるし女性読者の受けもいい。そして長年のノウハウが蓄積されているだけあって、化粧法と言うのは顔を描いたり撮ったりするときにもとても参考になるのである。
そして実際にこれまで仕事などで接したことのある一流のイラストレーターやカメラマンの方は、男性であっても実にこうした知識が豊富だった事を覚えている。だいぶ前の話だが、ある企業広告で予算が足りないという理由で社内で可愛い娘を使って撮ろうと言う話になった時、カメラマンの方がその娘よりもはるかにファッションやお化粧に詳しくて、結局その方のコーディネートで服や小物を選んだ事もあった。さすがにメイクや買い物指南はカメラマンの奥様がやっていたが、確かに選んだチョイスは完璧だった。
そう言えば名前をだしていいか判らないので一応名は伏せるが、誰もが知っている有名マンガ家の方の家には、資料用にマネキンと様々な洋服や下着があると伺った事もある。
とは言えここまで書いておきながら実は自分もこの部分はかなり弱い。いまだに洋服の名称を間違えて友人の娘に笑われたり、基本的なブランド名すら判らないのが実情だ。せめてファッション誌くらいはチェックすべきなのだろうが、結局めんどくささと気恥ずかしさで先送りになっている。
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