カテゴリー「スポーツ」の6件の記事

November 22, 2017

盛大に肩を痛める

 日頃、筋トレで腕立て伏せをしている割に上腕二頭筋が鍛えられないと思ったら、どうやら腕立て伏せでは上腕二頭筋を鍛える効果は無いらしい。そんな訳でダンベルでもやってみようかと思ったが、買って使わなくなって持て余すのも嫌だし、たとえ通販でも重量のあるものを人に運ばせたくないし家にも置きたくないと言う理由で、ちょうどロードバイクが10kg以下でもあることだしダンベル代わりに片手で上げ下ろしをやってみた。これが後日とんだ災難を招くとその時は思いもよらなかったのだ。
 その時は若干左肩が痛いなと思ったものの、特に酷い痛みでもないので翌日も普通に腕立てなどの筋トレをこなしたのだが、その晩寝返りを打とうとするとどうやらあの時に痛めたらしく肩に激痛が走るのだ。それでもじっとしていると大したことは無いのだが、寝ていると無意識の内に寝返りを打つらしく、その都度痛みで目を覚ます。結局その日は寝不足のまま過ごす羽目になるのだが問題はその翌日だった。なんと日が経つにつれて痛みが酷くなり、じっとしていても肩が痛くてたまらない。よく歳を取ると筋肉痛は翌日以降に来ると言うがまさか肩を痛めた時にも時間差で来るとは思わなかった。お陰で次の日はろくに眠れずに夜中にバファリン等の鎮痛剤を家中探す羽目になるのだがそんなものは無く、翌日に真っ先に病院を探して行ってきた。幸い急行の一駅先の所にスポーツ外科もある病院があったのでそこに行ってきたのだが、さすがはスポーツ外科のある病院だけあって、よく言われるような湿布薬だけだしてあとは何もしてくれないと言う事も無く、注射と鎮痛・抗炎症剤も処方してくれたので今晩は久しぶりにぐっすりと眠れそうである。
 それにしてももう若くないと痛感させられる出来事であった。

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August 02, 2015

君は倒立が出来るか?

 小ネタ。
YouTubeのエクササイズ系の動画に触発されて子供の頃以来やったことが無い倒立に挑戦してみた。と言っても突然やるのもアレなので念の為に入門編の壁をガイドにすると言う方法でやってみた。
倒立自体は子供の頃以来やってなかったとは言え、日々ロードバイクやシステマでトレーニングしているので腕力自体は問題ないだろうと思っていたのだが、予想に反してこれがなかなかに難しく結局自立することが出来なかった。確かに上腕自体は身体を支えられるのであるが、バランスを取ることが出来ないのだ。また壁をガイトにして倒立した状態から戻るときも単に倒立の逆の動きで戻るだけなのにスピードとバランスをコントロールすることが出来なくてえらく怖い思いをする羽目になってしまった。
小学校でやるような簡単な運動でも、長い間やっていないとたとえ筋力があっても難しい事を改めて痛感させられた。

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February 13, 2015

システマを始めて一年半が過ぎた

以前にも書いたように、最近は自転車(ロードバイク)に加えて、システマ
いうロシアの格闘技も練習しているのだが、一年半程続けてちょっとした発見
があった。

システマを始める前から、休日になるとロードバイクで50km程走っていたので
(ちなみに自転車乗りにとっては、この数字はそれほど大したものではない)、
そこそこ足腰には自信を持っていた。

だが、システマをやってみて分かったのは人間、練習していない動きはたとえ
鍛えている部分であっても全然出来ないということだった。

単純な話、キックの練習で足を水平に90度上げるだけでもバランスを崩すし、
日常行っている歩行やペダルを漕いだりする動き以外をしようとしても、上手
く動かすことが出来ないのだ。

例えば片膝を上げて8の字を書くように動かす練習をしたのだが、そもそも片
足で長時間立っているだけで足元がぐらついてくるありさまである。

そしてシステマの練習をした翌日には、ロードバイクで50km走った時以上の筋
肉痛に悩まされる。運動量は圧倒的に自転車の方が多いのにも関わらず、筋肉
痛は日頃やらない運動の方がきついらしい。

これは足腰に限った話ではなく他の部位も同じで、たとえ鍛えていても日頃動
かしてない動きをすると、うまく動かない上に筋肉痛に悩まされる。

それでも、最近ようやく身体のいろんな部位の自由度が上がって、以前よりは
酷い筋肉痛に悩まされなくなってきたのだが、面白いのはこれまで10年近くロ
ードバイクに乗っていても同じだったポジションが変化し始めたことである。

一般的にロードバイクに乗っていると、練習するに連れて身体の柔軟性が増し
て、いわゆる前傾姿勢が取りやすくなり、最初の頃ならとても届かない程サド
ルを上げても平気になると言われているが、自分の場合、姿勢が変わっていっ
たのは最初の数年だけで、後は殆ど姿勢は変化しなかった。

それが最近、競輪選手やレースに出るようなプロの選手ほどではないものの、
それなりにシートをあげても平気になってきた。

それ以外にも、身体の引き出しが増えたというか、単純だがやってみると出来
なかった色んな動きが出来るようになって来ているのも面白い。そして、心な
しか歩く姿勢も以前よりはだいぶ良くなった気がする。

そんなわけで、複数の運動をしてると思わぬところで繋がったり、身体の自由
度が増えるのを実感している。

システマのインストラクターの先生などは更に凄くて、不安定そうな姿勢で立
っているところを、普通なら倒れるような力で押してもびくともしなかったり、
身体のある部位を押さえつけても、縄抜けのようにするりと抜けたりして驚か
される。

いつか自分もそんなことも出来るようになるのだろうか。

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August 17, 2014

システマを初めて1年

ロシアの格闘技"システマ"を学び始めて1年が過ぎた。
半年ほど前にも少し書いたが、あれからどう変わったかあるいは変わらなかったか書いてみたい。

多くの人が一番知りたいのは果たして1年という限られた時間でどのくらい習得出来るのか、あるいは強くなれるのかということだと思う。結論から書いてしまうとシステマの場合、試合や段位というものが無く習得度や強さについては良くわからない。とは言えたとえ段位があってもそれが所謂強さとイコールではないのは分かってもらえると思うし、試合の強さが実戦(ってなんだよ)の強さとイコールと言うわけではないのも分かってもらえると思う。
そんな訳でシステマでは結局の所自分がどう感じたかと言う話になってしまう。ただ他に練習している人の話や自分の実感としても大体一年ぐらいすると、何となくこんな感じなのかなと言うのがおぼろげながら見えてきて、一応それっぽい動きが出来るようにはなってくる。自分の場合にそれが実感できたのは初心者の方と組んで練習した時に、以前他の人と組んで練習した時に全く出来なかった事が相手に出来るようになった時だった。システマの練習の一つに互いに向かい合って立って拳で相手を押すと言うのがあるのだが、以前は普通に押し合うだけでもどうやっても相手を動かすことが出来ずに一方的に自分が押されてしまうのが、初心者の方と組むと不思議と相手を動かすことが出来るのだ。
また初心者で無くても練習で互いに相手に技を掛け合うと、以前は全く出来なかったのが練習でちゃんと掛かってくれていると言うのもあるが、何とか相手にかかるようにもなってきた。
とは言えどのスポーツや格闘技でもそうだが、やればやるほど凄い人というのが居ると言うのがわかってきて、逆に一生やってもあんなことは出来ないと言う気持ちにもなってくる。
まあ、別に戦いや競技で競う訳でも無いし、特に自分の場合は面白そうと言うのが最大の動機なので自分のペースでぼちぼちとやっていこうと思っている。

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May 03, 2014

システマをやり始めて半年程たったが

 以前も書いたようにシステマと言うロシアの格闘技を練習し始めている。とは言え毎週〜隔週毎に通う程度のヘタレなので大した事は無いが、いつの間にか半年以上経ったので忘備録として書いておこう。

・半年ほどでは技や動きを習得したという実感は全くない。よくアニメや漫画では数日間の超人的なトレーニングによって新しい技を身につけると言う描写がしばしば出てくるが、一般人が普通に教室に通うレベルでは半年ぐらいでは全く習得したという感じはしない。周りを見回してみてある程度出来ると思う人は最低3年以上はやっている人と言う感じがする。

・上と反するようだが基礎となる技術を習得している人は、やはりうまくなるスピードが早い気がする。どの武術でも他の武術のスキルとは系統が違うので一から覚える事には変わりないと言っているが、やはり他の武術をやっている人の方が習得が早い気がする。とは言え劇的に早いか、または元の技の流用ではなく本当にマスターしているのかと言うと確かに微妙な感じは残る。

・エクササイズ効果は結構早く出てくる。スポーツ毎に使う筋肉が違うせいか、行くたびに筋肉痛に悩まされるが(まれに打撲)、逆にこれまで使わなかった筋肉が鍛えられるのかエクササイズ効果は結構早く出てくる。(筋肉・体力がつく、痩せる等)

・技以前の気付きや慣れが実感出来る。どのスポーツもそうだが特に格闘技の場合、互いに攻撃しあう(もちろんコントロール下でセーブした状態だが)と言う非日常的体験の度合いが大きいせいもあって、頭で思っている事と実際に動いたギャップに驚いた。例えば普通の人は無意識のうちに相手に対する攻撃を躊躇してしまうらしく一瞬間が空いたり、逆に攻撃を受けた時に固まってしまったり反射的な反応しか出来なくなるのを実感した。だが慣れてくると体はまだ動かないものの、冷静に状況を観察できるようになってくるのが面白い。

・ネットで語っている話のうち、明らかに実際にはやってない人間が書いているものが見分けられるようになる(笑)。多分、システマに限らずあらゆる格闘技どころかテーマでも本当は何も知らないのにさも知っているように語っている人は多いのだろうな。

こんな感じでまだ道のりははるかに遠いが、いまのところ続けている。

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November 03, 2013

システマと言う格闘技を体験してみた

 システマと言う格闘技を初めて知ったのは多分、漫画アクメツかディアスポリス 異邦警察の中だったと思う。ソ連の特殊部隊スペツナズが使用する格闘技で不思議な体術を使うとにかく強力な武術と言う書かれ方だったと思う。その時は格好いいし強そうとは思ったものの、まさか自分がやってみるとは夢にも思っていなかった。それをやるきっかけになったのはたまたまTwitterでシステマのインストラクターをやっている人が居て、ソ連の特殊部隊発祥の格闘技の言う強面のイメージに反して初心者でも出来るのでは無いかと感じたからだった。
 よくある道場のような恐ろしげな所だったり、ハードなところだったらどうしようと思いつつ、問い合わせに対しての穏やかそうな対応を支えに行ってみると、それは何とも不思議で面白いものだった。ビデオなどに上がっている動画にあるような相手が勝手に倒れてしまうような一見やらせの様な技が、どうやららやせなどでなく本当に行われていたからだ。強いていうなら合気道に一番似てるかも知れないが、そこはスペツナズ発祥だけあって、妙に実践的な所があってしかも説明が合理的なのも面白い。
 そんな訳できっと冷やかしで終わるだろうと言う予想に反して既に3回も教室に通っている。まだ内容についてはとても語る程でもないので感じたり体験した事について言うと、毎日ロードバイクなどで体を動かしていても、つかう筋肉というのはやっぱりごく一部らしく、教室に行くたびに様々な所が筋肉痛になるのに悩まされている(笑)。とは言え逆に言えば、それだけ運動としてもいろんな部所を鍛えることになるのだろう。果たしてどれだけ身につくかは怪しいものだが、日ごろ使わない筋肉を鍛えるだけでも行く価値はありそうである。

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