鞄入り犬
新宿で見かけた、帰省の為にバスを待つ家族とともに帰るわんこ。思わず家族の方に断ってカメラを向けたらちゃんと鞄を掲げてくれて、犬も目線を送ってくれた。
久しぶりにスケボーに乗るなどいろんな芸を見せてくれたわんこに合うことが出来た。
なんと今回は玉乗りである。相変わらず暗い中で上手く撮れたカットが無くて申し訳ないのだが、ちゃんと彼(彼女か?)はボールに乗って見せてくれた。どうやらこの犬は駅前の人気者らしく、以前は交番のお巡りさんがにこやかに飼い主の方と話しているのを見たし、今回も近所の学生らしい若いカップルが芸を披露した後のわんこと遊びながら飼い主の人と話していた。
それにしてもその芸達者ぶりには感心してしまう。どうやら彼には他にもまだレパートリーがありそうだ。
以前も書いたスケボーするわんこに再び合うことが出来た。今回はお弁当屋さんの前で主人を待っていたのである。
早速、写真を撮っているとお店から出てきた飼い主の方が芸を披露してくれて、今回はちゃんとスケボーに乗っている所を撮ることが出来たのだ。ただ、いかんせん残念なのはこうした暗いところで、かつ動いている物はなかなか綺麗に撮れないのである。もし上手く撮れていたら遅まきながら今年の年賀状に使おうかと思っていたのだが、せっかくのわんこの勇士も残念ながらほとんどぶれていたり暗すぎたりして使い物にならなかった。曲がりなりにも写真の仕事もしている身なのにこの体たらくである。改めて夜間スポーツ撮影をしている人たちの技術に感心してしまった。
近所の駅でスケボーにのる犬をたまに見かける。もちろんちゃんと飼い主がいてやらせているわけだが、別にそれでお金を取るわけでも、路上パフォーマンスをするわけでもないようなのでおそらく趣味で教えているのだろう。この犬、結構賢くて他にも輪っかくぐりなど様々な芸を見せてくれる。芸として見せているわけでは無いようなので、いつやっているかは完全に飼い主の気分次第だがそれでもこの駅の人気者である。
かけ声と共に
まずはスケボーに向けダッシュ
そして前足を載せてさらに加速し、勢いが付いたら後ろ足ものせてちゃんと乗るのだ。
めずらしく日記らしい話を書く。タイトルで「犬の」ではなく「犬に」なのに注目して欲しい。そう、よくある話ではあるがお向かいさんの犬ミリィもときどき脱走して勝手に散歩している犬なのだ。日頃はかなりの老犬のせいもあって、こっちが挨拶しても「わしゃ、疲れてるんじゃ」といった感じであまり相手をしてくれないし、特にその家の子供達の遊び相手をした後などは傍目にも気の毒になるくらい疲れた感じで寝ているのであるが、脱走したときだけは自分で犬小屋に戻ることが出来ないので、こっちを見つけると物欲しそうな顔をして愛想を振りまいてくるのである。
だが今日は抜け出してすぐだったのか、ちょっと散歩が足りなかったらしい。せっかくこっちが気にかけて犬小屋に戻れるよう見てやったのに、すぐには戻らずにしばらく散歩に付き合わされてしまった。とはいえ向こうもお年だし、それほど遠出するわけではない。でも他の家の庭まで遠征して5分ぐらい散歩に付き合わされてしまった。
それにしても昔我が家で飼っていたネコもそうだったが、連中結構器用に扉を開ける割には、閉められなかったり、出たものの入れなかったりするのが不思議である。実家で飼っていたネコなんかジャンプしてノブを回して扉を開けたりして、ひょっとしてこのまま知恵がどんどんついて人間並みになるんじゃないかとさえ思ったのになあ。(それじゃあネコ又だって)。
さてすっかり臨時飼い主となった私は散歩を満喫したようで戻ってきたミリィを、お向かいさんのガレージのドアを開けて犬小屋に戻れるよう招き入れてやるのであった。犬を飼ったことのない私にとってはちょっと飼い主の体験が出来た面白い経験だった。
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