カテゴリー「文化・芸術」の17件の記事

February 05, 2026

大絶滅展に行ってきた

Delii

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Arthropleura
2m以上ある史上最大の昆虫「アースロプレウラ」

Anomalocaris
アノマロカリスは意外と小さかった

Zetumetuten

Dango
戦前からあるお茶屋さん「新鶯亭」の団子と抹茶

Yushimatenmanguu

 上野の国立科学博物館でやっている大絶滅展に正月明け早々に行ってきた。
大人気だとは聞いていたが本当に予想以上で、あらかじめ下調べと対策をしたから入れたもののそうでなければ早々に断念しかねないの混雑ぶりだった。この手の博覧会は大抵混んでるとはいえ客層に子供連れが多かったので、もしかしたら展示の目玉の恐竜目当てだったのかも知れない。それにしても子供の恐竜人気恐るべしである。
 そんな訳であらかじめチケットを買って、会館同時とは言えないもののなるべく早めに行ったおかげでなんとかお昼すぎには入場する事が出来た。なんでも今でも土日は数時間待ちが当たり前だそうなので、いずれ空くだろうと思って延期しないで正解だった。
 さて会場には11時には到着して整理券をゲットして入場時間が来るまでお昼と洒落込んだつもりだったのだが、昼食を食べに行った湯島のデリーがこちらも結構な行列で結構入場時間ギリギリになってしまってひやひやした。それにしてもデリーは昔はふらりと立ち寄れたお店だったのに、今では並ばなければ入れないお店になってしまったのは感慨深い。確かにそれだけの美味しいお店ではあるのだが、どうして最近はどこもこんなに混んでいるのだろうか。
 肝心の大絶滅展は人混みで悠長に説明書きを読むゆとりはないだろうと音声ガイドを申し込んだのは正解だった。おかげで展示の内容も頭に入ったものの、それでも圧倒的な人混みで後で合流出来たものの途中で連れとはぐれてしまうし、久しぶりに疲労困憊してしまった。ただ大人気だけあって展示内容は充実していたし、もし平日に行けるならかなりのおすすめだと思う。それに実物の化石やレプリカのおかげで様々な人気の古代生物の実際の大きさが体感出来たのは意外な発見に満ちて面白かった。(まさかアノマロカリスがあんなに小さいとは)

 展示を見終わったあとは最近上野公園に行く度に立ち寄っている戦前からあるお茶屋さん「新鶯亭」で団子と抹茶のセットで休憩して(余談だがいつかここでおでんと日本酒で一服したい)、連れの息子さんが来年受験だと言うので湯島天神まで足を伸ばしてお参りしてきた。境内は今年の受験生らしき若い人たちで一杯で令和の時代でも学問の守り神の人気は変わらないのを実感した。

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October 12, 2025

正倉院 THE SHOWで再現された蘭奢待の香りを嗅ぐ

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早めの昼食を新宿の一滴八銭屋でサクッと食べて会場に向かう。この時点ではSNSで行列がすごいと言う噂を見かけて戦々恐々だった。

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噂の蘭奢待の香り体験コーナー

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 上野の森美術館で行われている「正倉院 THE SHOW」に行ってきた。話題になっている再現された蘭奢待の香りは流石に現地にいかないと体験出来ないので多少混雑が予想されてても行ってみる価値はある。SNSなどでは展示物はレプリカなのでいまいちと言う意見も見かけるが、実際に見てみると単なる外見だけコピーしたものではなく、科学的考証などを元に製法もできるだけ本物に近い方法で再現されたもので、むしろ当時の姿を再現している分見応えがあると思う。
そうした事もあって意外と空いてるのでは無いかと思ったが、三連休侮るべしで雨にもかかわらず結構な混雑だった。とはいえ昼を過ぎると行列も減り、意外と早く入って見れたのでありがたい。若干、演出がエンタメ寄りな気がしたが音声ガイドなどが充実していたので噂ほど説明が薄かったりわかりにくい感じはしなかった。
最後のミュージアムは結構な混雑で商売上手だなあと思ったが、それでもしっかり蘭奢待香りカードを買ってしまったのであまり人のことは言えないだろう。
 会場では写真撮影も可能で1分以内なら動画も撮れるなど大盤振る舞いでおろどいたが、ちゃんとした目録や資料を探せばいくらでもきれいな写真は見られるので覚書程度の写真で勘弁してほしい。





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August 06, 2025

デザインフェスタに行ってきた

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Designfesta

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 ついこないだ行ってきたと思って調べたら前回のデザインフェスタは去年の11月16日〜17日で驚いた。毎年、春と秋にやっているイメージがあるものの、今回は7月5〜6日の真夏の開催である。なんでもググってみたところ会場である東京ビッグサイトの西館が大規模改修工事があった関係らしい。今年は例年になく梅雨が短かった上に昨年以上の猛暑で7月頭でも既に真夏の天気だった。
 前回、昼食難民になった反省から早めの昼食を新宿の一滴八銭屋でサクッと食べて会場に行ったのだが毎回ものすごく刺激になる。自分のように主にBOOTHで3D作品を販売している身からすると、現実はすごいというのと、これをバーチャルに展開したらきっと面白いに違いないといつも思うのだ。
 今回も転売対策などで撮影は許可されたブース以外は禁止だったので、脳裏に焼き付けるべく見て回ったが流石にこの季節には敵わずに終了を待たずに撤退した。
 それにしてもコミケとデザフェス、Vket(リアル)は同じ創作物の祭典ながら微妙に雰囲気も客層も違っているのが面白い。

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May 03, 2024

数十年ぶりに国立科学博物館に行く

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上野に行ったら必ず寄っているデリー上野店に腹ごしらえに行ったらいつの間にか人気店になってて行列が出来ていた。
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Hayabusa

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Le2

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子供の頃に行ったことはあるもののずいぶん長い年月が経って、噂ではリニューアルされてだいぶ見ごたえのある展示だと聞いていたので
GWの前半、数十年ぶりに国立科学博物館に行ってきた。行ってみると全く何もかもが変わっていたと思ったら、どうやら2015年7月に地球館(北側部分)がリニューアルオープンしていたらしい。そのおかげもあって新鮮な気持ちで見ることが出来た。
それにしても外から見るとそんなに大きな建物じゃないので、海外の巨大博物館を訪れたことのある身としては内心ちょっと舐めていた部分があったが、それを打ち砕くものすごい見応えのある内容だった。午後一に入って駆け足で回ったにも関わらず、旧館も含めて回ったらほぼ半日が終わってて外に出ると日が長くなっているにも関わらず、既に薄暗くなり始めていた。この時期はGWということもあって開館時間が19時まで延長されていたから良かったものの、そうでなければ途中で閉館時間になっているところだった。
旅行にでもいかない限り博物館などそうそう行かなくなっていた上に、コロナ以降はVRの仮想博物館が充実したこともあってそちらにばかり行っていたが、やはりリアルも良いものだ。

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April 07, 2012

ロシアのAmazonことOZONから「ソ連邦建設」を買う

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 ソ連邦建設と言う雑誌を知っているだろうか。かつてソ連時代、1930年から1941年まで月刊で刊行されていたソ連のプロパガンダ雑誌である。
 プロパガンダ雑誌ではあるが、今日でも有名なロシア・アヴァンギャルドを担う多くのデザイナーやカメラマンが参加し、当時の日本の多くのデザイナーにも影響を与えた雑誌でいま見てもそのグラフィックは格好良い。とは言え古い本でもあるので現本は極めて希少で本物を見ることは難しく、たまにあってもとんでもない値段が付いていたものだ。
 しかしたまたま調べてみると何と最近ロシアでこれをまとめた美術本として復刻されているという。もちろんその場で注文したのは言うまでもないだろう。

 注文したのはロシアのAmazonと呼ばれるオンライン書店"OZON"だが、ここは以前にも注文したので安心して注文できる。
 今回は書籍代1798lb+送料1399lbで日本円にして約8800円程かかったが、A4版フルカラー400ページの本をモスクワから買ったと考えれば決して高い金額では無いだろう。

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October 15, 2010

ロゴデザインの話

 大学の専攻は建築・インテリアだったくせにグラフィックデザインにはずっと興味があった。その中でもタイポグラフィやロゴデザインは特に魅力的だった。前にも書いたが外国のポスターや当時はまだ輝いていた広告デザインが自分にとってとても魅力的で、そのせいもあるのかも知れない。
 そのせいだろうか実際にデザインを仕事にするようになってずいぶん長いこと経つが、最近はロゴデザインの仕事が増えている。とはいえどんな仕事もそうだがやってみると思った以上に苦労も多い。予算や権利などでフォントが自由に使えない。手間がかかる割にギャラが安いことが多い。そして依頼仕事だから当然の話ではあるが、最初からきっちり枠組みが決まっている事である。特にその業種・業界特有の暗黙のルールや傾向の様なものがあり、何故か同じような傾向になっているのでその中でデザインすることになるのからだ。

 とはいえそれは大変なことであるが、逆に考えてみると面白い。昔、ポカリスエットのデザインで青を使った所、これまでそれがタブーになっていたと言うのはまだ食べ物に青いものが合いそうもないと言う事から判らないでもないが、たまにどうしてこうなったという変な縛りがあったりするのだ。自分がその中でデザインするのは大変だが、その外からこれらの由来を調べたら案外面白いことが見つかるのではないかと思っている。

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June 19, 2010

庭園美術館のロトチェンコ展を見に行く

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 ぎりぎりで展覧会会期中に仕事が終わったので、東京都庭園美術館でやっていたアレクサンドル・ロトチェンコ展に行ってきた。(正確には「ロトチェンコ+ステパーノワ ロシア構成主義のまなざし」)
展覧会自体は主に平面作品それもスケッチが多いのでボリュームの割には物足りない感じもするものの、ポスターなどに書かれている文章の訳が載っているは収穫だった。
 それにしてもミュージアムショップのオリジナルグッツがここ限定だったり、わざわざロシア語の本から果てはノートなどの文房具まで売ってるのは商売熱心だと感心してしまった。しかし、ミュージアムショップのオリジナルグッズ(Tシャツやマグカップやポストカード)などはともかく、いくら展覧会に関連した内容とはいえ、ロシア語の本など買う人がいるのだろうか。
(ロシア語が出来る人は、わざわざここで買わなくてもネット経由で直接ロシアから買った方が安い事を知っている為)

 それにしても何度行っても庭園美術館と言う場所は悪くない。展覧会を見終わっても庭園を散策すると言う楽しみがあるからだ。残念ながら今回は暑いさなかではあったが、それでも緑が多いせいか日陰だと結構しのぎやすい感じがする。

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June 21, 2008

Bunkamuraのロシア・アバンギャルド展に行ってきた

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 渋谷Bunkamuraで行われている「青春のロシア・アバンギャルド シャガールからマレーヴィチまで」を見に行ってきた。今回はタイトルにもあるように絵画が中心というか絵画しか無かったので、他のジャンル(建築や舞台美術、ポスター)などを期待するとちょっとがっかりするかもしれない。まあ、ロシア・アバンギャルドは多くのジャンルにまたがる幅広い運動だったので全てを取り上げるわけにも行かないし、これは仕方がないだろう。
 絵画と言うジャンルに限って言えば、その前後の作品も含めて結構見応えのある展示だった。ただ、その解釈や背景に関しては(別途有償の音声ガイドではやっていたかもしれないが)最小限の説明しか無いので、そうした事に興味がある人はあらかじめ予習していった方がいいだろう。
 あとミュージアムグッズが妙に充実していて面白かった。定番の作品集はもとより、どうやらモスクワ市近代美術館から持ってきたらしいグッズから、果てはロシアと言う共通項だけで琥珀製品(ロシア名産なのだ)やグルジアワインまで売っているのである。また、本に関しても美術書以外にもロシア文化や旅行記までも置いてあり、おかげで美術館に寄ったはずなのに何故か美術とは直接関係ないお土産を買い込む事になってしまった。

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January 09, 2007

ロシア・アバンギャルドについて再び

 以前、Web上にロシア・アバンギャルドに関する情報が少ないと言う話しを書いたが、あれから多少は改善されたのかWikipediaのページも増えてきたようだ。どうやらロシア・アバンギャルドではなくロシア構成主義の項目の方に充実が計られたらしく、そこから多くの作家が参照できる。
 ただロシア構成主義というのはどうだろうか? 実はこの運動の名称に関しては今でも論争が続いている項目なのだ。と言うのも意外に知られていないことであるが、当時ソビエト内ではアバンギャルドと言う呼び名は使われておらず、ロシアアバンギャルドと言う呼び名は後世の人がつけた名称だったという事情もある。当時は未来主義・スプレマティズム・構成主義などを掲げた細かなグループが各自で活動していて、それらをひっくるめて今の私たちがアバンギャルドと呼んでいたのだ。
 まあ、気になることがあればまずは自分で書いてみろというのがWikipediaの方針でもあるので、久しぶりに休眠中のアカウントを引っ張り出して、いくつかの項目を追加してみた。それにしても見たところ、まだまだ書かれていない事は多そうである。

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October 24, 2006

何故かネットに情報のないロシア・アバンギャルドについて

 「ぐぐる」、「Google脳」などと言う言葉が出てくるほど今や、インターネットで検索するのはごく普通の事になった。若い人の中には必要な情報は全てネットで手にはいるとさえ思っているかもしれない。しかしキーワードによっては未だに全然情報が無い項目がネットにはいっぱいある。私などはそうしたマイナーな事を好む質もあって、そのおかげでいつも捜し物には困っている。しょうがないので自分で調べるわけだが、するとそれがGoogleに引っかかって検索上位に上がるのだが、これは素直に喜ぶべき事なのだろうか。
 さてずっと前からこうしたネットの検索で引っかからないテーマで一つ気になっていることがある。それが二十世紀初頭のロシアで起こった「ロシア・アバンギャルド」と言う芸術運動である。ロシアアバンギャルドと言うとロトチェンコやステンベルク兄弟などのポスターが有名だが、実はこれは文学・演劇・建築などあらゆるジャンルの芸術を巻き込んだ社会改革すら夢想した運動であったのだ。この時代の芸術作品のファンは多く、日本の著名なデザイナーでもタナカノリユキ氏や木村恒久氏などは作品にも影響を感じられるし、mixiの中にもコミュニティは存在する。
 だがその割にはどこにも情報が無いのである。試しに検索してみると分かるのだがWikipediaは書きかけだし、そのほかは書評や大学のサマリーが殆どだ。しょうがないので自分でいつかはオンラインにちゃんとまとまった情報でも上げてやろうと思っているのだが、忙しさにかまけて未だに書きかけの文章の断片がハードディスクの片隅に眠っている状態である。

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