カテゴリー「旅行・地域」の110件の記事

November 03, 2022

横浜に動くカンダムを見に行ったら海上自衛隊フリートウィークをやっていた

 11月3日に横浜に動くカンダムを見に行った。以前にお台場にあった原寸大ガンダムを見に行ったこともあり、割と期待していたのだが、どうやら調べると今回は入場料を取る上に(入らなくても外から見られるが)、本当ににじり寄りたければ更に3千円近く払って整備塔に登る必要があるらしい。とはいえ事前に情報がなかったので念の為に前売り券を入手して会場に向かったところ、海上自衛隊のフリートウィークで護衛艦の一般公開をやっていたので予定を変更して護衛艦に乗ってみた。なにせガンダムは今後しばらくは見る機会はあるのに対して護衛艦はこの機を逃したら二度と見れないかも知れないのだ。
 会場では動くカンダムのそばに輸送艦くにさきと護衛艦あたご、横浜港大さん橋に護衛艦いずも、新横浜港に潜水艦たいげいと護衛艦しらぬいがそれぞれ停泊し、全部見学することが出来たのだが(とはいえ最新艦の機密の塊であるたいげいは甲板を歩けるだけだが)時間の関係もあってくにさきとあたごしか中を見ることは出来なかった。とはいえ実はいずもは以前に見学することが出来たので唯一の心残りは潜水艦たいげいぐらいである。なにせたいげいは今年3月9日に就役したばかりの最新艦でこれまでの鉛蓄電池に代えてリチウムイオン電池を搭載した新造艦なのだ。
 こんなスペックながら見た目は地味な潜水艦なので多少遅れても見学できるだろうとたかをくくっていたのだが、くにさき、あたご、昼食、ガンダム後に行ってみるととうの昔に整理券が配り終えていて、見学はおろか近づくことさえ出来なかった。
 後になってわかったことだが、最新型の潜水艦が公開されると言う情報を入手したマニアがいち早く並んで整理券が捌けてしまったらしい。人のことは言えたものではないがマニア恐るべしである。

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護衛艦あたご

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くにさきの船内や甲板では運搬される自衛隊の車両やドローンなどが展示されていた。

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くにさきの甲板

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あたご甲板よりくにさきの後部を望む
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後部甲板上にあるヘリコプター管制室

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護衛艦しらぬい

 

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October 17, 2022

2年ぶりに旅行に行く(焼津・沼津)

 以前行ったロシア宇宙ツアーを主催した大陸トラベルさんから「ロシア宇宙関係」ツアーに参加した人を対象にした「大同窓会」という名目で静岡県焼津旅行の案内が来たので2年ぶりに旅行に行ってきた。それにしても2年以上も旅行はおろか長距離移動さえしなかったせいもあってすっかり旅の感覚が鈍ってしまった。おかげであとから振り返ると何で写真を撮っておかなかったのだろうというところがちょくちょくあって結構肝心な場所の写真がない。ボケてたのはそれだけではなく基本的な新幹線の乗り方さえ怪しくなって初日から遅刻してしまった。時間通りにホームに行ったつもりがまさか新幹線が山手線並に数分間隔で発車しているとは思わず、こだまのつもりで間違えてのぞみに乗ってしまい名古屋まで連れて行かれてしまったのである。
 そんなわけで朝からの予定がお昼に目的地の焼津について、途中でバスにピックアップしてもらいなんとか無事にツアーに参加したのだった。

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冒頭に書いた通り途中参加でお昼の焼津さかなセンターから合流してそこで食べた昼食。場所柄海産物がよりどりみどりだったのだが、他で食べられなさそうなものということで生しらす丼をチョイス。

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続いて初日の目玉、バイコヌールツアーに館長・館員3名が参加した縁で今回伺うことになったディスカバリーパーク焼津へ。

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プラネタリウムと並んで科学館の目玉の一つ、静岡県最大の口径80cmの大型望遠鏡を見せてもらった。

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 単に自分が聞いたことがなかったので正直なところそれほど期待していなかったのだが、ディスカバリーパーク焼津天文科学館は想像以上に面白かった。なんと言ってもツアーに参加したご縁で昼間にもかかわらず天体望遠鏡を動かしてもらえたのが楽しかった。大きな天体望遠鏡自体は大きな科学館などに行けば見られるかも知れないが、それを動かしている仕組みやどのように作ったかまで解説してくれる機会はそうそうないだろう。
 その他にも1階にあった忍者道場が手作りの科学体験コーナーになっていて、見た目の手作り感をなめてやってみたら思った以上に本格的な上に自分の身体能力の衰えを痛感する羽目になってしまった。ちょうど3連休ということもあって子供が一杯いたのだが、その子供がクリア出来たゲームをクリア出来ないのである。歳のせいかコロナで引きこもり生活をしていたせいかは分からないが鍛え直す必要がありそうだ。

 初日の最後は焼津駅近くの夕食会場「おかむら」で夕食。港のそばということもあって海産物が豊富でどれもとても美味しかったのだが、数年ぶり下手をすると10年ぶりに再開する一緒に旅行した人たちとの歓談で盛り上がったこともあって写真は1枚だけである。

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Img_4755  今回の旅行はコロナ後初の同窓会的な企画ということもあって夕食の後は駅前のビジネスホテルに泊まってそこで解散なのだが(ホテルの朝食で最後に旅行に行った人たちと歓談した)、せっかく焼津まで来たので帰るついでに沼津に立ち寄って長年気になっていた深海水族館と新海丼を攻略することにする。ちょっと大げさだがここ数年のコロナやウクライナの戦争もあって「出来ることは出来るうちにやる」べきだと思ったからだ。
 ホテルをチェックアウトするのが遅れて沼津に着いたのはお昼近くになってしまったのだが、驚いたことに凄い人出で沼津港深海水族館には30分待ちになってた。この前の高尾山ビアマウントの時もそうだがもう完全に人の出はコロナ前に戻っているようである。ここまで来て入らないのはバカバカしいので待っていると思ったよりもスムーズに流れて20分ちょっとで入ることが出来た。
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 水族館は意外と小さくておかげで回転が早かったらしい。確かに駆け足で回れば1時間足らずで全部見て回れそうだった。とは言うものの展示されている内容はどれも他では見られないような興味深いものばかりで、特に目玉のシーラカンスの各種標本は世界でもここにしかないものだそうだ。

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Img_4772  沼津まで足を伸ばしたもう一つの目的である深海魚を使った「深海丼」を食す。ここは水族館のすぐ脇にある海鮮丼 佐政で食べられるのだが、その名の通り深海魚を使った海鮮丼なのだ。乗ってる魚は解説してくれたもののうろ覚えなので間違いがあるかも知れないが一番上に乗ってる姿造りが金カサゴ、そして桜えびにニギス、アブラボウズなどが乗ってる。
 肝心の味のほうだが見た目に反してどれも美味しく、特にアブラボウズと金カサゴはなかなかの絶品だった。金カサゴは頼むと素揚げにしてくれるのだがこれがまた美味いのだ。昨日飲んだのと昼間の移動なのでお酒は控えたがこれをつまみに酒を飲みたくなる一品だった。

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August 21, 2022

高尾山ビアマウントで絶景と夏を満喫する

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この先のケーブカーで展望台に向かう。高尾山はケーブカーが完備されてるおかげでハイキング気分で行けるのがありがたい

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標高500mの展望台にあるビアマウントからの風景は絶景だった

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ふとテラスの手すりを見るとカマキリの幼虫がいた

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お盆休みも後半だったせいもあって意外に家族連れが少なかった

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調子に乗って食べすぎたので帰りにお土産で買った天狗焼きを夕食代わりに食べる

 お盆休みはプライベートで受けたVRChat案件の仕事で明け暮れたが、その合間にコミケに行ったり(台風の直撃で大変だった)、高尾山ビアマウントに行ったりして忙しい中でも夏休みを満喫する事が出来た。
 その中でも高尾山ビアマウントがあまりに素晴らしいのでレポ。ググったほうが早いので簡単な紹介に留めるが高尾山では夏〜秋の期間限定で標高約500メートルにある山の展望台でバイキング&飲み放題のビアガーデンをやってるのだ。実は知る人ぞ知る人気スポットでコロナ前には高尾山に登るためのケーブカーの時点で行列が出来ているほどの混雑ぶりだったらしいのだが、幸か不幸かコロナのせいで今は行列することなく入ることが出来る。屋外、しかも高尾山の上ではさすがに料理は大したものは無いのではと思った人もいるかも知れないが、以外にもそんなことはなくキリン、アサヒ、サントリー、サッポロの4社から8種以上のビールが揃うのはもちろん、料理も30種類以上揃っている。2時間制で天気を選ぶのは仕方がないとしても、天気が良ければ写真のように高尾山からの絶景をつまみにビールを飲むことが出来るのだ。
 行った日はちょうど天気が良くて風も涼しいという絶好の天候だったせいもあって、実に素晴らしい休日を満喫する事が出来た。おかげで調子に乗ってあまりに飲み食いしたせいで、その日の夕食はいらないくらいだった。
 あの開放感と空気の気持ちよさは言葉や写真ではとても伝えきれないので、天気が良い日に是非行って味わってほしい。



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May 31, 2022

新宿のスンガリーでランチを食べて久しぶりに秋葉原に行く

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Shkmeruli

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ロシアンティー

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 タイトルだけで済むといえば済むが、少し前に久しぶりに秋葉原に行ってきた。
まずは新宿で待ち合わせたのだが、そこで寄ったヨドバシカメラ新宿西口本店でジョージアワインコーナーが出来ていた。もともとヨドバシのお酒コーナーの充実ぶりは素晴らしいのだが、これは時間があるときに開拓して色々買い込む必要がありそうだ。
最初に秋葉原にいく前に腹ごしらえにずっと気になってて一度は行ったものの満席で入れなかった新宿三丁目のスンガリーでランチ。時制柄少しは空いてるかと思ったら流石は人気店らしく相変わらず予約しないと入れない人気ぶりだった。そういえば前回もコロナの余波が残る中、ここだけはそれとは無縁の人気ぶりで入れなかったことを思い出した。
 そんなわけで今回はきちんと予約して行ったのだが流石は人気店だけあってほぼ満席の状態だった。肝心の料理だがロシア・ウクライナ・ジョージア料理の定番のコース料理からジョージア料理をチョイスする。以前ロシアに行ったときにたまたまホテルの近くにジョージア料理店があって通った事もあってジョージア料理はお気に入りの一つなのだ。
 肝心の味のほうだがさすが人気店だけあって素晴らしいの一言に尽きるのだが、想像以上のボリュームにもビックリした。もう若くないとはいえ大の男の自分でもちょっと多いかなと思うくらいなのだが、周りの普通の女性客もぺろりと平らげていて流石は美味しいだけの事はある。それにしてもこれは秋葉原で結構歩いて消化する必要がありそうだ。

 肝心の秋葉原だが例のごとくマニアックな店を中心に回ったので写真はない。とはいえ秋葉原もマニアックな店が減ってだいぶ普通の店が増えた気がする。

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March 08, 2022

生田緑地を探検する

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 去年・一昨年と何度かあったテレワーク中に運動不足解消の為に足を伸ばして昔何度か行った生田緑地を散策したのだが、その時に見た案内地図によるとまだ行ったことのない広大な未探索エリアがあることが分かったのでいつか攻略したいと思っていた。結局テレワーク期間が終わりもうそんな暇は無いと思っていたのだが、幸か不幸か仕事がぽっかり空いてしまったのでついに攻略に向かうことにした。
 生田緑地自体は子供の頃に何度も行ったことがあるので大まかな地形は頭に入っているつもりだったがウン十年以上の月日が立つ間に記憶が曖昧になるのに加えて生田緑地自体が大きく変わっていたようで記憶とは全く違う風景が広がっていた。そもそもこんなに広かったっけ? しかもいつの間にか日本民家園、かわさき宙と緑の科学館に加えて川崎市岡本太郎美術館や正確には敷地外だが藤子・F・不二雄ミュージアムまで出来ている。とりあえずは未探索エリアを埋めるべく枡形山展望台を超えて中央広場を目指していくが、子供の頃の記憶ではもっと平坦な印象だったがあれは子供の足で回れる範囲だったのか思った以上の山道(とはいえハイキングコースレベルだが)を進んでいくことになった。この時点でもはや記憶は全く当てにならない事が分かったので各所にある案内図を見ながら歩いていったが、ハイキングコースのような山道とは言え木製階段が整備されていて結構歩きやすいのと、冬のせいもあって草木が茂ってないので枝や虫、暑さに悩まされないのはありがたい。
 途中迷いながらも割と快適なハイキング気分で歩くとようやく中央広場にたどり着いた。それにしても確かに子供の頃に見た蒸気機関車の客車や機関車はあったもののこんなレイアウトだったっけ。それにプラネタリウムを見た記憶のある宙と緑の科学館の位置も変わっているような気がする。それでもまだ十二分に時間があったので前から気になっていた岡本太郎美術館の方に足を伸ばす。
 こちらは1999年には出来ていたそうだが、大きくなってからは出かけるのは殆ど都心になってしまったこともあって全く行ったことがなかったのだ。入ってみると思った以上に充実した作品数とニヤッとしてしまう品揃えのミュージアムショップのおかげでかなり面白かった。大学で美術を学んでいたおかげもあって展示されてる作品やバックボーンも楽しめたので、逆に大人になってから行って正解だったのかも知れない。最後は美術館に併設されているレストランで食事をして帰路についたが思いの外充実した小旅行だった。コロナでろくに遠出をしてなかったのでたまにはこんな日も悪くない。








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December 29, 2021

日比谷の島根館でちょい呑み

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 一応、両親が島根出身で自分の田舎でもあるにも関わらず島根県のアンテナショップが日比谷にあるとは知らなかった。
 そんなわけでここを教えてもらったので早速行ってきた。
アンテナショップと言うとどこもそれなりにお土産は充実しているものの普通中では簡単な軽食ぐらいしか食べられないイメージがあるので正直中の食事は期待してなかったのだが、予想に反してカフェとは言いつつかなり充実していて驚いた。確かにメニューは丼ものなどの簡単な食事とおでんやおつまみメニューしか無かったのだが、中で買った飲み物をその場で飲めるのはありがたい。しかもボリュームも意外にあって「どうせ軽食だろう」と事前におむすびを食べてきた事をちょっと後悔する羽目になってしまった。
 実は島根でものどぐろなどの目玉商品は県外に出荷してしまうので、大ぶりの良いものはなかなかお目にかかれないのだが、ここでは一番上の写真のように立派な身が大盤振る舞いされていてものによっては現地よりも充実しているのだ。
 そんなわけですっかり食事でお腹いっぱいになってしまったのだが、ここの目玉はもちろん中の物品販売である。日本酒やビール・食品・伝統工芸品・グッズなどがスペースにギュッと詰め込まれていて県外ならここで一通り買えるのはもちろん、レアなお酒まで売っているのだ。おかげで持って帰るのが大変なくらい買い込んでしまったのだが、実家にお土産に持っていったところ非常に好評だったのでまた行きたいと思っている。

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November 03, 2021

湘南モノレールに乗って江ノ島水族館に行く

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ようやくコロナも一段落したので久しぶりに江ノ島まで小旅行。
本来なら小田急線で一本で行けるのだが、雰囲気を楽しむために途中で湘南モノレールに乗り換えてちょっと遠回り。
時間は余分にかかったものの珍しい懸垂式モノレールに乗れて年甲斐もなく盛り上がってしまった。モノレールの先頭座席は子どもたちに大人気でさすがにそこは遠慮して場所を開けて見ていたが、普通の電車よりも加速が急で勾配も激しいモノレールの車内で前が見えるように小さな子どもを抱っこして立ってるお父さんは大変そうである。

江ノ島水族館は調べてみると11年ぶりで驚いたのだが、前回と違って昼に回ると夜には気が付かなかったり昼しかやってない展示があって新鮮だった。前回は飲んでたせいもあって気づかなかったのだが展示が上の階から下に向かうにつれて浅瀬から深海に展示内容が変わっていき、それに合わせて照明も徐々に暗くなっていく仕掛けになっているのは目を慣らす効果なども考えられていてよく出来ていると思う。
水族館の人ではまだコロナの影響が残っているのかも知れないが、それでも家族連れが結構いて思った以上に盛況だった。逆に言うと混雑を避けて見れるのは今のうちなのかも知れない。

水族館を出ると目の前に湘南の海が広がっていた。わずか半日とはいえ思った以上に充実した小旅行だったが、それでも翌日には筋肉痛が出て想像以上にテレワーク生活で体がなまっているのを痛感した。健康診断の数値も体重を中心に悪化していたし、体を鍛え直す必要がありそうだ。

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December 30, 2019

MAKS2019を見にモスクワに行く(7日目)

 ぐずぐずしていたら来年になってしまいそうなので最終日の旅行記を大急ぎで書いてるが、どうやら書き終わるのを待ってると来年になりそうなので途中段階で上げておく。

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 モスクワ旅行も遂に最終日になった。この日の夕方の飛行機で成田に帰るわけだが、まだ時間があるので最後にモスクワの宇宙飛行士歴史記念博物館に行ってきた。ここは大陸トラベル主催のロシア宇宙ツアーで最初にモスクワに行ったときに寄ったのだが、それ以降時間が取れなかったのと一度見たからという理由でずっと見ていなかったのだ。だが噂では博物館の内部もだいぶリニューアルされ展示内容も変更になったそうなので、最後に駆け足で覗いてみることにした。

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まずは博物館のある全ロシア博覧センターに行ってきた(というかここの中にある)。ここはモスクワにある常設の博覧会場で公園の中に様々なパビリオンがあるのだが、久しぶりにいってみるとここも随分様変わりしていた。前回行ったときには天気が最悪だったこともあって酷く寂れた印象があったのが、すっかり綺麗になって文字通り博覧会場になっている。敷地内には目的地の宇宙飛行士歴史記念博物館の他に多数のパビリオンがあるのだが、興味深いのは敷地内のサインがちゃんと英語・中国語併記になっていたことだ。前回2013年にここに来たときには英語の案内どころか案内図自体見つからなかったのだ。

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November 26, 2019

MAKS2019を見にモスクワに行く(6日目)

 記事を書くのを先送りにして更新を怠っていたらもう11月の中旬になってしまった。MAKSに行ったのが9月の頭なので2ヶ月以上経っている。そろそろ記憶が怪しくなってきたので早く旅行記を書き上げなければいけない。

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そんなわけで6日目の話に戻るがこの頃から体調がだいぶ怪しくなってきて、特に熱があるとか風邪の症状があるわけでもなく、また別に変なものを食べたりした記憶もないのにお腹を壊してしまった。普通にしていると特に具合が悪いわけではないのだがとにかく食べられないのが困る。またこの日は月曜日でモスクワの殆どの美術館や博物館などが休みなので、とりあえず入れなくても良いから前から気になっていたムゼイ・イストリイ・ヴァエンノ=モルスコヴォ・フロタ・ラシー(モスクワ海軍博物館)に行ってきた。外から係留されてる潜水艦とエクラノプランを見るだけでも行く価値がある。何故かロシア海軍歴史博物館は日本語の情報も行ったらレポートもほとんど無いので是非自分に代わってちゃんと開いてる時に行ってレポートして欲しい。エクラノプランや潜水艦の中も見れるらしいのだ。
どうせ中は見られないのでまずは外観を見ようと博物館自体はモスクワ運河の西側にあるのだが、対岸のヴォドニ・スタジオン駅から降りて運河の対岸からエクラノプランと潜水艦Б-396を眺めることにした。結論から言うとこれは失敗で思った以上に運河の川幅が広い上に微妙に影になってあんまり良く見えなかった。だが別の収穫としてこのモスクワ運河はどうやらモスクワからの豪華客船クルーズの発着港になっているらしく、近くから見ると巨大な建築物にしか見えない巨大な豪華客船を何隻も見れたのは収穫だった。

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モスクワ運河客船ターミナル - Spherical Image - RICOH THETA

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対岸からはクルーズ客船の影になって係留されている潜水艦もエクラノプランもよく見えない。

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そこで地下鉄を乗り継いで対岸のスホドネンスカヤ駅に向かい、そこからセヴェルノエ・トゥシノ公園を横切ってようやくモスクワ海軍博物館に到着した。余談だが写真は撮らなかったもののこのセヴェルノエ・トゥシノ公園はGoogleストリートビューで見たのと違っていつの間にかおしゃれな公園になっていて驚いた。いまだにモスクワはソ連崩壊直後の貧しくて混沌としているイメージを持っている人も多いようだが、この前のサッカーワールドカップを契機に整備が進んで今やヨーロッパでもちょっとしたおしゃれな街になっているのだ。
写真は海軍博物館の看板、ロシア語しか表示がないのがネックだが軍事博物館という物々しい名称にも関わらず一般公開されていて外国人観光客でも気楽に入れる場所になっている。

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残念ながら月曜日は休館日で中は見られなかったので外に係留されている潜水艦やエクラノプラン、ホバークラフトなどを撮りまくってきた。

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タンゴ型潜水艦 B-396


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まるでSFに出て来そうな水面ギリギリを超高速で飛行するエクラノプラン、どんなものか説明するよりも動いてる動画を見て欲しい。
ソ連は何種類もの巨大なエクラノプランを建造したが今は全て退役しそのうちの1隻「オルリョーノク」がここで展示されている

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проекта 1205(プラエクタ1205)型。ソ連最初のホバークラフト揚陸艦。

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潜水艦搬入時の写真が興味深い。

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博物館の帰りにセヴェルノエ・トゥシノ公園のそばのカフェで遅い昼食。何にでもディルが添えられてるのがロシアらしい。

このあといよいよ体調が悪くなってきたので一旦ホテルに戻って休憩。それにしてもロシアの公衆トイレが以前よりもずっときれいになっていて助かった。

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体調が回復したので軽い夕食と観光を兼ねてグム百貨店にやってきた。

 

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2010年代からロシアではソ連のモチーフが流行っていると聞いたことがあるが、その流れなのか単にデザインテイストが外国人にそう感じるだけなのかグムではソ連をモチーフにしたようなファッションやディスプレイが目についた。一番下の写真はソ連時代の大衆食堂「スタローバヤ」をモチーフにしたSTOROBAR No57というレストラン。観光地のど真ん中にあるレストランにしてはリーズナブルで自分でトレイを持ってバイキング形式で好きなメニューを取って最後に会計するという仕組みなので外国人にも入りやすい。

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そこで食べた夕食。改めて写真を見ると平気なようで当時いかに弱っていたかよく分かる。このあと帰国後も下痢や発熱が1週間ほど続いたのだが結局原因はよく分からなかった。単に疲労だった気がするがもう若くないことを痛感させられた。

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October 20, 2019

MAKS2019を見にモスクワに行く(5日目)

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 この日はMAKS最終日だが、翌日9/2に予定していた博物館巡りが月曜日なので閉まっている(ロシアの博物館の殆どは月曜日が休み)と言う事に気づいて急遽予定を変更してロシア航空機マニアの聖地「モニノ空軍博物館」に行くことにした。詳しい行き方などは今回も徹底抗戦都市モスクワを参考に行ったので詳しくはそちらを読んでほしいのだが、付け加えるとモニノ駅前の商店街は本当に小さいのでそこで昼食などの買い出しはあまりおすすめできない(よく探せばあるのだが、いわゆるスーパーのようなお店はなく個人商店の集まりなのでロシア語が出来ないと敷居が高い)。あと観光客向けにだいぶ整備されたとは言え元は空軍軍事施設なのでいわゆるレストランや売店などはどこにも無いのでお昼を挟んでいくなら、お弁当などを持っていくと良いだろう(が博物館はベンチがあるものの食事をするスペースなどは特に無いので注意)。それでも時代の流れなのかちゃんとミュージアムショップが出来ていたのは面白い。

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モニノ空軍博物館へ向かう道。駅から博物館まではシャトルバスなどの気の利いた公共交通機関は無いので20分ほど歩く必要がある。なお現地の人は自家用車で行く人が大半の模様。

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途中にはいかにもソ連と行った歴史に取り残されたような建物や廃墟、廃校になった軍事学校などがある。軍の施設が多いので興味本位で中に入るのは禁物だ。

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博物館を示すオブジェ。途中でロシア人の親子に道を聞かれて自分の拙いロシア語でちゃんと通じたか(そして自分自身たどり着けるか)心配だったがここまでくれば一安心。

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博物館の正門。この日はMAKS開催日と重なっていた上に日曜日だったので結構多くの人(殆どが現地のロシア人)が来ていた。また正門の前では軽食を売る屋台が出ていた。

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ソ連版B-29のコピー機Tu-4

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世界最大のヘリコプターMi-12、2機が試作されたが量産されることはなかった。

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Tu-16K-10-26 長距離ミサイル爆撃機型

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Tu-22超音速爆撃機

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西側諸国で原子力機と言う噂が流れた(もちろん通常のジェット機である)M-50試作超音速爆撃機

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マッハ3クラスの超音速試作爆撃機Su-100(T-4)、飛行時には機種が上がり完全な流線型になる

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Su-24戦闘爆撃機

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ミャスィーシチェフ3MD“バイソンC”戦略爆撃機

戦闘機の多く特に現用機はMAKSで写真を撮りまくったので、ここではMAKSで見れなかったかつての名機や珍しい機体の写真を紹介しておこう。(単に写真の整理が面倒くさいと言うのもある)

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Su-15

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MiG-25

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有人宇宙航空機の空力試験機 MiG-105

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展示スペースの外には期待整備用の昇降台などが置かれていた。

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An-22戦略輸送機

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ミャスィーシチェフ M-17 (Mystic) 高高度実験機

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

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一見すると格納庫に見える室内展示スペース。危うく見逃すところだった。

他の人の訪問記によると結構充実している筈だったのだが、展示物の多くをMAKSに貸し出しているらしく内部は閑散としていた。

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高高度気球Volgaのゴンドラ。最初宇宙船かと思った。

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第二次大戦中に作られたものの試作に終わったベレズニャク-イサエフ BI-1 ロケット戦闘機

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MAKSもモニノ空軍博物館もモスクワから若干離れているので、移動はエレクトローチカと呼ばれる郊外電車を使うことになる。電車で1時間ちょっとの距離。写真は空軍博物館のあるモニノ駅。

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東京の東京駅や新宿駅ほどではないがモスクワの主要駅も広大で、最初は乗り場がわからずに1時間近くさまよう羽目になってしまった。写真は郊外に向かうエレクトローチカの乗り場。なんとヤロスラフスキー駅とレニングラーツキー駅の間の広場に見えるこの場所をまっすぐ進むと乗り場があるのだが、最初はてっきり駅の建物の中に乗り場があると思って随分迷ってしまった。



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