カテゴリー「Covid-19」の10件の記事

November 06, 2022

4回目の新型コロナワクチンを接種した

 気がつけばいつの間にかオミクロン株対応ワクチン接種が始まっていた。自分の住んでるところではやる気が無いのか摂取できる場所も減り、送られてきた案内でも4回目の接種は60歳以上しか受けられないようなことが書いてあるので、周りの人が受けるまで全然気が付かなかった。
市のWebサイトで確認してみると3回目を摂取した人対象にオミクロン対応ワクチンの接種が始まっていることがわかったので、年末年始の流行の前に早速打ちに行ってきた。
 すでに4回目だとうんざりし始めている人も出てきているのと、そもそも告知が不十分な事もあって接種センターがガラガラでいつでも予約が取れる状況だったが、行ってみると意外にもそこそこ混雑していた。とはいえ時間帯が平日だった事もあって並んでいるのは大半が高齢者だった。
ワクチン接種を行っている場所が減っているせいで前回とは違う場所だったがみんな慣れているせいかスムーズに接種も終わり、初日は腕が痛いことを除けば大した副反応もなかったので仕事が詰まっている事もあって普通に働いていた。
問題は2日目で前回ほどではないもののやはり頭痛と吐き気があって、せっかくの休日を家で過ごすことになってしまった。とはいえこれを書いている時点ではほぼ回復したのでひとまずこれで雑踏に行く機会の多い年末年始を乗り切れそうである。

なぜかみんなワクチンを打つと自分へのご褒美と言うことで美味しいものを食べる流れになっているので便乗して、打った日の夕食を上げる。
スーパーでステーキが安かったので自宅でステーキ定食と洒落込んでみた。

Steak

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September 16, 2022

久しぶりに風邪を引く

 久しぶりに本格的な風邪を引いた。そもそも週末に実家に寄ったときに珍しく母が風邪を引いていて、そのときはたいして気にもとめてなかったのだが、火曜日には頭痛と倦怠感が始まって水曜日には38.5度の熱が出てそれから2日間寝込んでいた。咳や発熱はそれほどでもないもののとにかく頭痛が酷く食欲が無くて食べると吐き気がするのには閉口した。
 等の母親はその後完全に回復したが、どうやら実家の方でも一家全滅状態だったらしい。そんなわけで感染力から考えて絶対コロナだろうと思ったのだが発熱外来の予約が取れなかったので抗原定性検査キットで調べたところ普通に陰性だった。

あれから3日経つものの未だに微熱が抜けず倦怠感も酷いので実は今でもコロナだったんじゃないかと疑っているのだが、なんでもコロナの症状はこれよりも酷いそうなのでなんとかかからずにこのパンデミック渦を乗り切りたいと思っている。

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March 11, 2022

3回目のワクチンを接種した

 どんな緊急事態もいずれは慣れて日常と化していくと以前も書いたことがあるが、新型コロナワクチンの3回目をだいぶ前に打ったにも関わらずすっかり忘れてblogにも書いてないことを思い出したので忘備録として書いておく。
 もうだいぶ記憶が曖昧になっているのだがTwitterを漁ったところちゃんとTweetしていて助かった。こんなときにTwitterは便利だ。

3/10のログより
コロナワクチンは初回よりも2回目、2回目よりも3回目のほうが副反応が酷いと言う話を聞いてたが、これまで副反応と無縁だった自分も3回目は駄目だったようだ。

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昨日は3回目の新型コロナワクチン接種。毎回終わると自分へのお礼に美味しいデザートを食べたりしてたのだが今回はどうもそんな気にならない。ロシア・ウクライナに知人友人が居る身としては正直コロナ自体がもう大事に思えなくなってきた。

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November 07, 2021

4度目のテレワークを振り返る

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2020年から2021年のかけてのテレワーク期間

 4度目ともなるとすっかり慣れて快適な在宅勤務生活になるかと思いきや、今回もいまいちテンションが上がらなかった。どうも基本的に自分は完全に一人で仕事をしているとダレてしまうらしくある程度人の目が無いとだめらしい。ただ人と話したりするのはかえって煩わしいので、なんとなく周りに人がいるくらいがちょうどよいようだ。そう考えてみると昔ロシア語の勉強の為に一時期喫茶店に通っていたのも正しい選択だったのかもしれない。そういえばネットでは「さぎょいぷ」もしくは単に作業通話という名で特に話をするわけでもなく作業をしている者同士でskypeやDiscordなどで音声通話をしながら集まって作業する文化があって、これまで「なんで会話をするわけでもないのにオンラインで集まって作業するのだろうと疑問に思っていたがようやくその謎が溶けた気がする。実は自分も趣味の作業でやったことがあるのだが、確かに一人で作業をしているよりもモチベーションが上がるのだ。まして同じジャンルの作業をしていた場合に周りに聞けるのがありがたい。更には多くのアプリでは通話だけでなく画面共有も出来るので直接画面を見ながらやり取りできるのも便利なのだ。特にUnity周りやプログラム周りだと一緒に作業をしているメンバーの中に専門家がいたりするので場合によってはそのツールやライブラリを作った本人に直接聞きながら作業が出来るという夢のような環境が実現できたりするのだ。
とは言え仕事の場合そこまで親しいつながりでもない上に勤務中ずっと音声チャットでつながっているのも鬱陶しいので、さすがにこれは出来ないがSlackなどで画面共有しながらの打ち合わせは結構便利だったりする。

 今回のテレワークは4度目ということですっかり慣れてしまって単なる日常生活の一部と化してしまった。どんな非日常も続いていくうちに新しい日常になっていくと言うがまさしく自分も同じ思いだった。初回の仕事なのに感じた不思議なワクワク感は一体どこに行ってしまったのだろうか。また今回は再び腰を痛めたのを始めとして何かと体のトラブルの多い在宅勤務だった。おかげで通勤時間が減った分ゆとりが増えたり新しいことに挑戦したりという事もなく、日常のトラブルを退治していたら終わってしまったという印象が強い。なにせ腰を筆頭に耳鼻科や皮膚科に通ったり、更にはその合間にはCovid-19のワクチン接種も受けた上に、身体だけでなく借りている家の給湯器が壊れて交換したり、庭の工事が入ったりと大忙しだったのだ。更に何度もテレワークをしていたにも関わらずいつも冬だったせいで気づかなかったのだが、仕事場の日当たりが良すぎるせいで真夏は灼熱地獄になるのも計算外だった。しかたないので当座は窓にアルミホイルを貼ったりして凌いでいたものの、結局車のフロントガラスに貼るような赤外線反射フィルムを窓に貼ったり、以前に古い一戸建てに住んでいたときに使っていたよしずを引っ張り出してむりやり設置したりして対策することでようやくなんとか過ごせるようになった。これらの雑務も幸い在宅勤務だったので上手く時間をやりくりできたもののこれが通常勤務だったら大変だったに違いない。そういう意味では有意義なテレワーク期間だったとも言えるかもしれないが、おかげで創造的なことといえばクリックするだけで都市が作れるTownscaperと言うゲームに手を出して、それをVRChatに持っていって自分の作った世界を回ると言うことぐらいしかやっていない。

 とはいえ終わってしまうとテレワーク中はあんなにダレていたくせに今もテレワークだったら通勤で空いた時間で色々と出来なのになどと虫の良いことを考えてしまう。時間を有効に使うというのはなかなか難しいものだ。

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September 03, 2021

COVIC-19ワクチン2回目を打ち終えた

 COVIC-19ワクチンの2回目も打ち終えたので1回目に続いてメモ。

 会場の様子や打つまでの流れは1回目のときに既に書いたので省略するとして、主に誰もが気になる副反応の事を中心に書いてみたい。
新型コロナワクチンの2回目は副反応が酷いという噂を聞くのであらかじめ準備して、念の為に休みも取れるように調整していたのだが、結論から言えば打った方の腕の痛みを除いて拍子抜けするぐらい何もなかった。
 体質や(歳?)もあるのかも知れないが、もしかしたらその数日前に腰をやってしまいロキソニンの湿布を毎日貼っていたり、皮膚が化膿して皮膚科でまたもロキソニンを処方されて飲んでいたのでそのおかげかも知れない。ネットなどでも(推奨はされてないが)あらかじめ鎮痛解熱剤を飲んでおくと副反応が軽いと言うし、結果的にそのパターンに当てはまったようだ。
 そんなわけで腕が痛いものの日常生活に支障がなかったので止む無く休暇の予定を取り消して、ワクチンでしばらく離席したのを除いて普通に売ったその日から仕事をしていた。実はワクチンを打つ以前に腰をやってその痛みのせいもあって仕事が大幅に遅れていたという事情もある。

 最後に当日の記録。

今日はCOVID-19ワクチンの2回目の接種なので、かゆうま日記風にメモ。
接種前の今朝の時点で体温は36.5度。特に具合の悪いところは無しと言いたいところだが、一昨日腰をやってしまい今だに腰が痛いがロキソニン使用上限を避ける為に今日は湿布は無し。
(もし副反応が出たらロキソニンを投入予定)

2回目のワクチン接種完了。最初1回目よりも空いてると思ったけど、待機スペースに行ったら普通に人が居て単に時間ギリギリに来た自分がこの時間帯の最後列なだけだった。
皆もTweetしてるけど2回目の方が痛い感じがする。

ワクチン2回目接種から14時間経過。腰を痛めたりして接種前からロキソニンを投入していたせいか、腕の痛み以外に今のところ特に副反応は無し。(しょうがないので仕事をする)

おまけ:Twitterを見てるとワクチンを打った時は自分へのご褒美を食べるみたいなので今回はイチジクにしてみた(1回目の時はスイカだった)。

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August 11, 2021

1回目のワクチンを接種した

 何年か経ってあれは歴史的な大事件だったと絶対に言われると思うので、忘備録として新型コロナ蔓延下の日常の出来事を記録しておこうと思ってる。
 これまで緊急事態宣言下のテレワーク生活については何度か書いたが、それでも取りこぼした印象深い思い出はいくつかある。夕方5時になると流れてくる緊急事態宣言が発令されているので自粛を呼びかける防災無線の放送、テレワーク中の昼休みに外出したり自炊すると思ったよりも時間がかかるのでレトルトのソースとスパゲッティが定番になった昼食、テレワーク中仕事以外のイベントとしてお昼に少しづつ読みすすめるようになった漫画、人と会わなくなった分何をしてるのか気になって「テレワーク」とかのキーワードでTwitterを検索したことなど色々ある。

 さて前置きで書き忘れた事も書いたので本題だが、本日ようやくCovid-19ワクチン(ファイザー製)の1回目を打つことが出来た。正直なところワクチン接種はどこの自治体に住んでるのか、どこの企業・学校や団体に所属しているかで打てる時期が大きく変わってくるガチャ状態で、スピード優先で止む終えない部分はあるにせよ、一部のエッセンシャルワーカーや小売・自営業者にしわ寄せが来ている感じは拭えない。
 それでも自分の住んでる自治体は頑張ってるらしく、実質フリーランスの身としても思ったよりも早く打てたのでありがたい。
 それにしても実際に受けてみるとわかるのだが思ったよりもワクチン接種の大変そうだった。ネットなどでは自衛隊大規模接種センターの効率的なオペレートやトヨタ方式の職域接種などのうまく行った例を取り上げるせいもあって、単に流れ作業で右から左に打っていけばいいのではという印象があったのだが、いざ会場に行ってみると自分のようにろくに届いた書類に目を通していない人や(申し訳ない)、年配のそもそも介護が必要な人とかがいて、そうした人達相手に一日中休みなく効率的に会場を回すのは想像以上に大変なんじゃないかと思うのだ。ましてコミケのような期間限定のイベントではなくそれこそ何ヶ月も下手したら半年以上も回さなければいけないのだ。
今回の会場では区民館が使われていたが、動線に合わせて床にテープで順番や矢印が書かれていたり、一つのフロアをまるまる接種会場に当てて、入場から会場を出るまで動線が交わらないように一筆書きで動けるようにレイアウトがされていたり、椅子に番号が振られていたりして関係者の苦労が忍ばれる。
 肝心のワクチン接種だがこうした会場の工夫や運営している人たちのおかげで拍子抜けするぐらいスムーズに済んでしまったが、思った以上に問診や説明がきちんと行われているのは意外だった。まあよく考えてみたら自分の集団接種は子供の頃に学校で受けたのが最後なので、当人の思惑とは別に有無を言わさず打たれた感じだったが、ちゃんとした大人相手に行う以上きちんと説明や問診が行われるのは当然だろう。

 あと余談になるがワクチン接種でネットを検索すると自分のご褒美と称して、ワクチン帰りにちょっと豪華な食事やスイーツを食べてる人がいっぱいいて面白い。もちろん自分も水分を取ったほうが良いという口実で帰りにスイカを買って帰ったのは言うまでもない。
Watermelon

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June 21, 2021

3度目のテレワークを振り返る

 4/25から始まった3度目の緊急事態宣言では期間がGWと被ることもあって仕事先では当初テレワークの予定はなかったのだが、案の定期間が延長された事もあって再びテレワークをすることになった。とはいえこう何度も発令されると悪い意味でみんな慣れてしまい、原則全員が対象とはいえ希望者はそのまま出社できる事もあって今回はそこそこ多くの人が原則通勤を続けるようだ。
 自分はと言えばこの機会を逃すとテレワークを経験するチャンスは今後当分無さそうなのでせっかくだから最後のテレワークを満喫してやろうと言う悪趣味な動機半分、チーム全員が同じ場所に詰めてると万が一クラスターが発生してたときに全滅してしまうので、チーム全員が出社するのは避けてほしいという至極当然な要請に従おうと言う理由半分で3たび目のテレワークをすることにした。
 前回初回で慣れた慢心から堕落した生活になって色々と体調や精神の調子を悪くした教訓から今回こそは規則正しい生活を維持して生産性の高い生活を送るつもりでいた。実際のところは生産性の高い生活というのはおこがましいものの、なんとか体調と体重の維持には成功している。
とはいえ実際に規則正しい生活と主に体重を維持するために通勤程度の運動を取り入れるだけで意外に時間が取られることに驚いている。前回は通勤時間が浮いた分を読書や趣味の時間に転用してその点では充実した生活を送れたものの、体重を維持するために朝適度な運動を追加すると結局、通勤時間程ではないもののそれなりの時間を取られてしまうのだ。おかげで通勤時間で空いた時間を使って有意義なことをすると言う当初の目標は結構注意しないとTwitterやネットをダラダラ見てるだけで終わってしまう。またきちんと毎日運動してると思ったよりも疲れると言うのも誤算だった。これでも以前は毎週末ロードバイクで50km走ったり、ロシア格闘技のシステマの教室に通ってたりしてたのでちょっと強めの筋トレを毎日するくらいどおってことないと思っていたのだが、思った以上に以前の堕落した生活で筋力が衰えていたようなのだ。
 こうして3回めのテレワーク生活は堕落した生活にはならなかったものの、意外と通勤しているときと変わらない生活になっている。

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March 28, 2021

緊急事態宣言再び

 前回の緊急事態宣言から約1年、再び緊急事態宣言が発令されてテレワーク生活を送っていた。
そんなわけで忘備録代わりに2度目のテレワーク生活の覚書を書いておこう。
正直なところ前回のテレワークで慣れたのと最初は色々不便だったものの慣れると去年のテレワーク後半は結構快適だったので、今回のテレワーク生活もきっと楽勝で快適だろうと思っていた。
 しかし意外にも2度目のテレワークは予想に反して鬱屈した気持ちになることが多かった。原因はよくわからないのだが、たぶん2度目ということで慣れたのはいいもののその分生活がだらけてしまった付けが回ってきたというのはあると思う。前回でも元々インドア派のつもりだったにも関わらず、段々と煮詰まってきてイライラする事が多くなったと書いた気がするが、今回は真冬ということもあって前回以上に外出しなかったのが更に良くなかった。なにせ食料が尽きるまで3日も4日も家から一歩も出ない週もあったのだ。そうするといくら家で筋トレしているとはいえ思った以上にストレスが溜まる上に、なんと言っても太ってくるのが致命的である。前回でもテレワーク開けに人に合うたびに「太ったんじゃない」と聞かれたものだが、今回はある程度気楽に口をきける相手全てから太ったと言われる有様である。
 そんなわけで一回延長されたもののようやく緊急事態宣言が解除されて通勤生活に戻れるのはありがたい。早いところ社会復帰しないとこれ以上堕落したら堕落した休日のように昼過ぎまでパジャマでグタグタした生活になりかねない。それにしても何度もテレワークで家にこもっていると自分の社会性は外で人と過ごす為の擬態だと言うことを痛感する。仕事をしているから最低限真人間のふりをしているだけで、実は異形の何かではないかとふと思うときさえある。長年フリーランスをしているが実は完全に人と合わない独立した仕事は実は向いてないのかもしれないと気付かされたのは今回の意外な発見の一つだった。
 ただ唯一惜しいのはこれまで通勤に使っていた時間を読書や勉強そして創作活動に当てていたのを再び通勤に費やさないといけないことだ。通勤は通勤で実は貴重な気分転換兼運動になっていてこれはこれで役に立っていた事がわかったのはいいのだが、その代わり通勤時間だった時間で得た文化的な生活を捨てるのは忍びない。特に創作活動はやってる人はわかると思うが時間を無限に吸い取るので、この時間が減ってしまうのは実に辛いのだ。
 思い起こせばテレワーク中は常に何か作っていたので、個人的にはテレワークの思い出というか記念碑のようになっている。前回はVRChatのワールドに置くためにソ連の金星探査機ベネラ12号を作っていたし、今回は来月頭のイベント用にこれまたVRChatでプロトンロケット発射台を作っている。そういえば前回仕事が完全に途切れたときにも冬コミ用の同人誌を書いていたのを思い出した。次に時間が取れるのはいつだろうか。

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June 07, 2020

コロナ騒動、あれから一か月後

 コロナ騒動はまだまだ続きそうだが、前回から一か月ほど経ってみると、また感想が変わってきたり、思うことがあったので後日談風に書いてみたい。
前回のコラムを書いたときには結構不満気だったのに、あれから一か月ほど経って在宅勤務になれると、いつの間にかすっかり適応して快適に過ごしている。
自粛生活中の最大の不満点だった、店舗の営業時間や品不足も解消されつつあり、5月末には飲食店も再開し店舗の営業時間も少しづつ元に戻っている。
あの頃、どこを探しても見つからなかったマスクや消毒液も、近所のスーパーで見かけるようになってきた。また、買い物も慣れてくると効率的に物が買えるようになってきて、これまで費やしてきた買い物の時間がバカバカしく思えてきた。
そうなると現金なもので、毎日満員電車に乗らなくて済む上に、洗濯物を取り込んだり、宅配便の荷物を受け取ったりといった、ちょっとした作業も出来る在宅勤務が快適でたまらない。
これが6月半ばから通勤しなくてはいけないと思うと、今から憂鬱になってくる。これまで通勤に充てていた時間を、本を読んだり勉強したりする時間に充てるようになると、随分文化的な生活水準が向上したような気になってくる。
しかし意外だったのは、毎日家で食事するようになると、思ったよりも自炊が手抜きになってくることだ。当初は時間が出来た分、手の混んだ料理を作るつもりだったのだが、毎日毎日3食作っているとだんだん面倒になってくる。
そんなわけで、後半はすっかりレトルトや冷凍食品を活用する、手抜き料理ばかりになってしまった。またこれは半分予想していたことだが、ゴールデンウィーク中も家にこもっていたので、掃除やこれまで出来なかった家の雑事を片付けようとしていたのに、やらないまま在宅勤務期間が終わろうとしている。

とはいえ、在宅勤務が終わっても、コロナ問題が片付いたわけではない。スーパーをはじめお店ではレジにビニールスクリーンが付くようになり、外出するときはマスクをするのがデフォルトになっている。
この前、一か月半ぶりに都心に買い出しに行ったときには、デパートや家電量販店では出口と入り口が分けられて、入り口に非接触型の体温計の検温と消毒液が用意されていたり、頻繁にお客さんに対面する店員がみなフェィスシールドをしているのを見ると、数か月前とは違う世界に来たような気がしてくる。

イベント関係は未だに開催のメドが立っていないところも多く、コロナとの戦いはまだ続きそうである。


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May 23, 2020

コロナ自粛生活忘備録

忘備録としてここ数か月の出来事や感想を、覚え書きとして留めておきたい。そんなわけで、記事としてはたいして面白くないかも知れないが、新型コロナウイルス(COVID-19)で自粛生活になったときの所感をまとめておく。

新型コロナウイルス騒動を、身近な事として認識したのはいつだろうか。自分の場合で言えば、緊急事態宣言が出た4月7日が明らかなターニングポイントだった。

それまでも色々とニュースになっていて、そろそろ緊急事態宣言が出るかも知れないというアナウンスは出ていたものの、今から考えればとんでもないが、その前に飲みに行こうということで、予定を前倒しにして出かけてたくらい、ある意味、遠い世界の事だったのだ。

だが7日に緊急事態宣言が出て、それに合わせて仕事先でも外注や派遣も含めて全スタッフの在宅勤務が決定し、準備が出来たメンバーから順次在宅勤務体制に移行するということになった。バタバタと準備をしていたところ、自分の仕事先のビルでもコロナ患者が出て、全員即座に帰宅して在宅勤務をする事になってしまった。

その日のうちに全スタッフは原則帰宅を命じられ、仕事用の機材を自宅に運ぶためにタクシーが用意された。よほど遠かったり、何らかの事情で直ぐに機材を持って帰れないメンバーを除けば、全員が機材と共にそれで帰ったのだが、沈みゆく夕日の中、周囲のお店が閉まった町並み、がらがらに空いてる道路を走っていると、まるでゾンビ映画の、“安全な新天地を目指して脱出するラストシーン”みたいだったのを覚えている。

その日から在宅勤務体制に切り替わり、数日おきの買い物や歯医者などのやむをえない用事を除けば、家にこもった生活が続いている。

当初難航するかと思っていたテレワークは、仕事がクラウドベースの開発が中心で、既にGitやSlack、Googleアプリケーションなどが導入されていたこともあって、思ったよりもスムーズに移行して、数日も立たないうちにこれまでと変わらないペースで仕事は回るようになっていた。

最初は怠けてしまうんじゃないかと心配していたが、データを共有しているため、セミリアルタイムで全メンバーの作業内容がわかることもあり、むしろ働きすぎが問題になるくらいだった。

思ったよりも順調に移行した仕事と違い、意外に慣れなかったのは日常の生活だった。元々フリーランスで働いていたこともあって、自分の場合は在宅勤務になっても机や椅子を含めて作業環境は完備されており、むしろ仕事先よりも快適なくらいだった。

だが、快適だったのは最初の数日間くらいで、長いこと家に留まっていると、目に見えないストレスが心身を蝕んでいることに驚いた。単にめんどくさいと思っていた通勤時間が、意外にも気分転換になっていたのだ。

この前の東日本大震災などの経験から、しばらく家にこもれるように食料品を含む様々なものを備蓄していたつもりが、実際に在宅生活を始めてみると、意外なものが足りてないことに気がついた。ある時など、夕食を作っている途中で材料が足りないことがわかり、急遽スーパーに買い出しに行く羽目になった。

買い出しといえば、大変なことの一つは買い物だった。なにせマスクをはじめとして、どこに行っても売り切れて手に入らないものがある上に、テレビのワイドショーなどの影響で、突然何かが売り切れになっていることがあるのだ。

あるときは納豆がコロナに効くというデマが流れたのか、どこを探しても納豆が売り切れになっていたのには閉口した。さらに追い打ちをかけたのが、スーパーを始め多くの店の営業時間が短縮されて、夕方には多くの店が閉まってしまうことだった。

早いところでは夕方6時、遅いところでも夜の10時には閉店してしまうので、テレワークが終わった時間に買い出しに出ると、軒並みどこも閉まっている。そんなわけで外出自粛もあるが、買い物は週末にまとめて行うようになった。

ところが、今度は買い占めや密集を避けるための入店制限があるせいで、長時間並ぶ羽目になる。また本屋、床屋など生活必需品とは微妙に言えないものの、どうしても立ち寄る必要があるところが閉まっているのにも閉口した。

そんなわけで、元々それほど外出する方でもなく、人とどこかに遊びに行く性質でもないから、平気だろうと思っていた自粛期間は思った以上に大変だった。

唯一の救いは、仕事と趣味の大部分がネット上で完結していることだろう。仕事については先に触れたが、趣味の方も以前に書いたように、VRが中心になっているおかげでかなり助けられた部分がある。
http://bn.dgcr.com/archives/20200416110100.html

家に閉じ込められて1週間ほど経った頃には、流れてくるコロナ関係のニュースにかなりイライラしていたのだが、VRの集まりで文字通り仮想空間で実際に人と集まって話したりしていると、気に病んでいたのが嘘みたいに思えたのは、仮想空間とはいえ、人と集まって話すのが意外と気分転換になっているのを実感した。

またバーチャル関係では、ゴールデンウィークに合わせて100万人近くが訪れた巨大イベント「バーチャルマーケット」が行われていたのもありがたかった。
https://www.v-market.work/v4/

おかげで連休中はほとんど外出しなかったものの、暇つぶしどころか逆に忙しいくらいだった。

こうして雑多に所感を書いてきたが、当初思っていたよりもネガティブな内容になっていて驚いた。とは言え、満員電車には二度と乗りたくないし、テレワークを中心に働き方や生活がこれを期に見直されるとありがたい。

これを書いている時点で、5月末まで緊急事態宣言の延長が決まったが、早く解除されて、また普通の日常に戻れる日が来ることを祈っている。

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